1948年東京都千代田区に生まれ、関西で育つ。7才からピアノをはじめ、8才から須田剋太の絵画教室に通い師事する。相愛女子大学(現 相愛大学)で音楽の道を選択したが、絵画制作も並行して継続し、両分野で活動を続けて現在に至る。1969年に芦屋市展に出品。具体美術協会のメンバーとともに芦屋展にかかわっていた最晩年の吉原治良から影響を受ける。1972年、初個展で白一色の樹脂による平面作品を発表。その後、板面上にロープや木片、金属を取り付け、布と組み合わせるなど試行しながら各コンクールに出品した。さらに個展を開催するうち、布を全面に使った現在の手法を1980年代後半頃からはじめる。国内では関西を中心に活動し、ドイツ、フランス、韓国で作品を発表する。デュッセルドルフと箕面市で制作。