中沢新一氏推薦帯!「かつてない打楽器的熊楠論が登場した」
書誌情報
- 定価
- 4,950 円(税込)
- 電子書籍価格
- 4,950 円(税込)
- ジャンル
- 哲学・思想
- シリーズ
- 流動する人文学
- 刊行日
- 2021年04月12日
- 判型/ページ数
- 四六判 上製 384ページ
- ISBN
- 978-4-86528-019-7
- Cコード
- C1010
- 装幀・装画
- アジール(佐藤直樹+菊地昌隆)/装幀、佐藤直樹/装画
内容紹介
ニニフニとは、「一」ではあるが「一」ではなく、「二」でもあるが「二」ではない、そんな領域について考えるための言葉である。「日本人の可能性の極限」と評された熊楠と、その盟友法龍。彼らの構想したもう一つの近代が、新たな熊楠像と共に浮かび上がる。 南方熊楠のパンクな脳に同調し、共振することのできた、かつてない打楽器的熊楠論が登場した(中沢新一)
「日本人の可能性の極限」と評された天才、熊楠と、その盟友法龍。二人の足跡から浮かび上がる、日本の近代化、スキゾな生き方、恋愛論、妖怪、霊魂 etc……。西洋哲学と東洋思想を融合させ、宗教や民俗まで巻き込んだ冒険的論考を展開する!