TOHOKU CHANGE MAKERS 東北芸術工科大学美術科2020セレクション

アート界のニューカマーたちを東北芸術工科大学から紹介。パンデミックのなかで、アーティストたちはどう考え、何をつくったか

書誌情報

定価
2,200 円(税込)
ジャンル
刊行日
2021年03月31日
判型/ページ数
B5判変形 並製 160ページ
ISBN
978-4-865280289
Cコード
C0071
装幀・装画
佐々木俊(AYOND)/デザイン

内容紹介

COVID-19による影響は避けられない。東北芸術工科大学では、学内で卒業/修了研究・制作展は開催されたものの、公開日をかぎり、来場自粛を要請。その後、間を置かず、通常東京都美術館にておこなわれる通称「東京展」も2020年12月中旬の段階で中止の判断をせざるを得なくなった。 本書は、リアル、オンラインのどちらでもない「本」というかたちで約70人の若き作家たちの作品を紹介する。
蓮沼執太、須藤玲子など最前線で活躍するアーティスト、キュレーターたちによる「若い作家たちへおくることば」。アーティストの具体的な実践や活動についての座談会などが収録された一冊。

 


 

きっとこの本は、2020年に生きた若き作家たちがこだわり抜いた「関わり」への希求が、ほんの一瞬だけでも分厚いマスクとアクリル板を突き破った…、そんな時代的記録となるのでしょう。
──中山ダイスケ(東北芸術工科大学学長/クリエイティブ・ディレクター)

目次

関わりへの希求――ごあいさつにかえて
中山ダイスケ

卒業制作
伊藤百香(日本画)江尻百花(洋画)原田綾乃(版画)和栗瞳(彫刻)上坂涼乃(工芸)舘山朋佳(テキスタイル)遠藤真帆(日本画)關越河(日本画)髙田秋奈(日本画)丸山詩織(日本画)三浦彩奈(日本画)安田紗良(日本画)山中冴果(日本画)阿部大祐(洋画)池田美涼(洋画)石川美紀(洋画)伊藤寛晃(洋画)今泉瑞稀(洋画)柏原思(洋画)金子諒(洋画)具志堅詩織(洋画)小舘薫(洋画)坂本愛佳(洋画)笹谷双葉(洋画)関口ゆう菜(洋画)渡辺悠太(洋画)伊東柾孝(版画)上原あかり(版画)大澤冬実(版画)倉本早穂(版画)清水洸希(彫刻)中村百花(彫刻)川和田宗太郎(工芸)後藤遥奈(工芸)佐藤さえ(工芸)反田繭(工芸)中村夏美(工芸)原惣太郎(工芸)堀越真由(工芸)市村李香子(テキスタイル)鈴木彩乃(テキスタイル)柳川いつき(テキスタイル)宮川幸子(総合美術)
座談会①アートプロジェクトの実践と動機をめぐって
宮川幸子、村上滋郎、小金沢智

修了制作
琢磨香織(日本画)佐藤和李(洋画)早坂美里(工芸)富永和輝(芸術総合)北澤知佳(日本画)田村澪平(日本画)藤本桃子(日本画)望月咲貴(日本画)中あやの(洋画)袁琪(版画)櫻井萌香(版画)吉内史芳子(版画)

T.I.P
T.I.Pドキュメント
斎藤志公、坂井喜恵、佐々木菜摘、橋坂ひかる、谷村メイチンロマーナ、正村公宏、渡邊涼太
座談会②これからアーティストとして向き合うこと 皆藤齋、T.I.Pメンバー、村上滋郎

the Team
遍く降り注ぐ光
type club
knock at

ひとり、流体 蓮沼執太
工芸、デザインそして友人 須藤玲子
世界の行き先を変える、アートの力 加藤育子
美術家の感覚 大山エンリコイサム
「これからの制作」についてのアドヴァイス 石川卓磨
the Team展評「傾く空間 差延・迂回・斜行」 岡部信幸
そこで闘え 長沢明
そして未来へ 青山ひろゆき
あとがき 小金沢智
謝辞

『TOHOKU CHANGE MAKERS 東北芸術工科大学美術科2020セレクション』に関する情報

著者プロフィール

東北芸術工科大学 (トウホクゲイジュツコウカダイガク)

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