ウィーンと日本、ふたつの文化が出会った高貴で煌びやかな時代
書誌情報
- 定価
- 2,860 円(税込)
- ジャンル
- 芸術・デザイン・写真
- 刊行日
- 2022年03月31日
- 判型/ページ数
- A5判変形 並製 224ページ
- ISBN
- 978-4-86528-077-7
- Cコード
- C0073
- 装幀・装画
- 佐野裕哉/装幀
内容紹介
ウィーン楽友協会資料提供の絵画、自筆譜、書簡などを収録。専門家による論考を日独バイリンガルで掲載。
・明治天皇に贈られたはじめてのグランド・ピアノ
・岡倉天心のウィーン視察
・ブラームスが聴いたとされる「六段の調」
・国産オルガンの生産のはじまり
・宮内省楽部のオーケストラ
・ウィーンへの日本初の留学生、幸田延
約150年前にオーストリアの使節団が日本に訪れたことをきっかけに、修好通商航海条約が結ばれた。それを機に、文明開化時期の日本に西洋の音楽はどのように流入したのか、またオーストリアの人々は日本の音楽をどのように受けとめたのか。
1869年から1900年初頭までの、初期の音楽交流の歴史を、有識者の論考と図版資料によって明らかにする。