文化人類学者・西江雅之の最後の写真集。半世紀にわたって訪ね歩いたアフリカ、パプアニューギニア、カリブ海域、インド洋などの写真を約90点収載。

書誌情報

定価
3,300 円(税込)
ジャンル
刊行日
2015年11月20日
判型/ページ数
B5判 上製 112ページ
ISBN
978-4-86528-124-8
Cコード
C0072
装幀・装画
松田行正+杉本聖士/装幀

内容紹介

文化人類学者・西江雅之の最後の写真集。半世紀にわたって訪ね歩いたアフリカ、パプアニューギニア、カリブ海域、インド洋などの写真を約90点収載。土地と人、風景と動物、花と風、土と空──圧倒的なまなざしによって捉えられた一枚一枚に、わたしたちは永遠の一瞬を見る。【限定1,000部】

目次

まえがき「影を拾う」
異郷へ
街と人
装う
水と大地
エッセイ 山下洋輔「西江さんの不思議な魅力」/青木野枝「世界で一番聞いてみたい人」/港千尋「花の向こうにつづく道」/管啓次郎「風の足、遠いまなざし」/加原奈穂子「異郷を旅した人」
撮影地ノート
あとがきにかえて
写真リスト

『写真集 花のある遠景』に関する情報

著者プロフィール

西江雅之 (ニシエ・マサユキ)

1937年、東京生まれ。文化人類学者・言語学者。早稲田大学政治経済学部卒、同文学部大学院芸術学修士課程修了。フルブライト奨学生としてカリフォルニア大学大学院で学ぶ。その後、東京外国語大学、早稲田大学、東京藝術大学などで教鞭をとった。世界各地で言語と文化の研究に従事。飾り気のないその人柄から「裸足の学者」と呼ばれる。現代芸術関係での活動も多いほか、エッセイの名手としても知られ、多くの高等学校国語教科書に作品が採用されている。2015五年没。主著に『花のある遠景』、『異郷の景色』、『旅人からの便り』、『ヒトかサルかと問われても』(半生記)、『アフリカのことば』、『ことばの課外授業』、『食べる』、『写真集 花のある遠景』などがある。

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