こころとは一体何か?
書誌情報
- 定価
- 1,980 円(税込)
- ジャンル
- 教育・心理
- シリーズ
- 放送大学叢書
- 刊行日
- 2015年08月30日
- 判型/ページ数
- B6判 並製 224ページ
- ISBN
- 978-4-86528-126-2
- Cコード
- C0311
- 装幀・装画
- 松田行正+杉本聖士/装幀
内容紹介
こころとは一体何か? 神聖で不滅の〈魂〉なのか、それとも良く出来た〈コンピュータ〉に過ぎないのか? アリストテレスの昔から、最新の人工知能研究まで、人類の探究の歴史をわかりやすくたどる心理学史物語。幕末から戦後へ、日本の心理学がたどった数奇な運命も1章を設けて解説します。
「本書は「心理学とはいかなる学問か」という問いへの解答の試みである。現在の心理学の多彩な世界、その奥行きと広がりを、表面的に展望するのではなく、心理学の根幹を支える仕組みや考え方、認識の枠組みとなるいわゆる「パラダイム」の展開を描くことを基本に据えて本書は書かれている。その歴史的変遷、心理学史的観点から、「今あるような心理学はなぜそのようにあるのか」という、重要な問いへの答えの一端を明らかにしたい。」
(「はじめに」より)