腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)
深堀骨
ハイコンテクスト・ハイファンタジー・ハイテンション! 稀代の「桃太郎」メタ・ノヴェル!!
書誌情報
- 定価
- 2,090 円(税込)
- 電子書籍価格
- 2,090 円(税込)
- ジャンル
- 文芸・評論・エッセイ
- 刊行日
- 2023年02月24日
- 判型/ページ数
- 四六判 並製 288ページ
- ISBN
- 978-4-86528-360-0
- Cコード
- C0093
- 装幀・装画
- 森敬太/装幀 カワシマナオト/装画
内容紹介
ノーブレーキで突っ走る文体に乱れ飛ぶ人間兵器、「桃太郎」を大胆に再構築した冒険活劇。
ページをめくれば予測不能なストーリーテリングの虜に!
鬼才・深堀骨が二十年ぶりに放つ、待望の大傑作長編に刮目せよ!!!
岸本佐知子さん推薦!
「絶対に、絶対に、絶対に✕∞…翻訳不能! いろんな意味で!」
あらすじ
昔昔のワンス・アポン・ア・タイム、と云っても然程昔ではない程度に昔、あるコミュニティにGさんとBURさんが棲んでいた。
ある日、Gさんが山へシバきに(その実はシバかれに)いってる間に川へ選択にいったBURさんは、若い女の腿を拾う。腿を切ると、中から異様に大きな逸物を持つ赤子が生まれた。二人は腿から生まれた赤子を「腿太郎」と名付けて育てる。
成長し、コミュニティ内の風呂屋〈湯気湯〉の三助となった腿太郎は、自らの出生の謎を解くため、犬(名前は「猫」)、猿(コスプレ)、キジ(丼)、それ以外の愉快な(?)仲間たちと共に〈鬼ヶアイランド〉を目指す……
書評情報
・東京新聞「笑止と狂気の奇想復讐譚」(評者:豊崎由美さん)
・Meets Regional2023年6月号 Bookコーナー(評者:「toi books」磯上竜也さん)
【ダ・ヴィンチ】『腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)』の書評が掲載されました
【東京新聞】豊崎由美さんによる『腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)』の書評が掲載されました
【Meets Regional】磯上竜也さんによる『腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)』の書評が掲載されました