高校生と考える 人生の進路相談
磯野真穂 ウスビサコ 渡辺靖 トミヤマユキコ 尾崎真理子 里見龍樹 AKI INOMATA 神里達博 松浦壮 今井むつみ 都甲幸治 山本浩貴 藤野裕子 香川檀 海部陽介 松本卓也 川瀬慈 東畑開人
正解のない世界で、君たちはどう進むか?
書誌情報
- 定価
- 1,980 円(税込)
- 電子書籍価格
- 1,650 円(税込)
- 刊行日
- 2024年03月29日
- 判型/ページ数
- A5判 264ページ
- ISBN
- ISBN978-4-86528-410-2
- Cコード
- C0036
- 装幀・装画
- 松田行正+倉橋弘
内容紹介
心理学、人類学、言語学、精神医学、科学、物理学など
あらゆる分野の第一人者である講師陣18名が伝える
今を生きる高校生への「人生のメッセージ」
「自分とは何か」「他者に寄り添うには」「どう生きていくか」......。
先の見えない時代を生きる高校生たちの悩みは広く、深い。
そんな彼らに向けて、人生を進むヒントとなる言葉を伝えた
大学教授18名の授業が収録された人気シリーズ最新刊!
子どもはもちろん、大人にとっても自分の道を見つめ直すきっかけになる一冊です。
「自分らしさに内容はありません。
いわば、何も入っていないバケツみたいなものです。」
磯野真穂(人類学者)
「無意識というのはただの悪者じゃなくて、
そのひとの根底でずっと響いている物語みたいなものです。」
東畑開人(臨床心理学者)
(目次)
第一章 世界から自分を考える
磯野真穂「自分らしさとは何か?」
ウスビサコ「これからの世界で生きるために」
渡辺靖「アメリカ研究者による進路相談」
第二章 文化を読み解く
トミヤマユキコ「少女漫画とルッキズム」
尾崎真理子「文化とは、文学とは何か?」
里見龍樹「旅する哲学」
第三章 角度をつけて社会を見る
AKI INOMATA「生きものと共につくるアート」
神里達博「科学技術を哲学しよう」
松浦壮「時間とはなんだろう?」
第四章 言葉と生きる
今井むつみ「言葉を使えるとはどういうことか」
都甲幸治「好きなことを仕事にするということ」
山本浩貴「生のアトリエ」
第五章 過去を通して人間を知る
藤野裕子「過去にタイムスリップして」
香川檀「自分の記憶を伝える芸術とは」
海部陽介「三万八千年前の祖先たちはどうやって未来を切り拓いたのか」
第六章 他者とつながる
松本卓也「イデオロギーと心の病気」
川瀬慈「他者を理解するということ」
東畑開人「心見る仕事」
【朝日新聞】サンキュータツオさんによる『高校生と考える 人生の進路相談』の書評が掲載されました
【朝日新聞】鷲田清一さんに『高校生と考える 人生の進路相談』の一節をご紹介いただきました