空き箱

福永星:著 高田祐里:写真

心地よい「からっぽ」の時間のための本

書誌情報

定価
1,870 円(税込)
ジャンル
刊行日
2024年08月08日
判型/ページ数
四六判 上製 136ページ
ISBN
ISBN978-4-86528-413-3
Cコード
C0092
装幀・装画
名久井直子

内容紹介

旅のあいまや、眠る前、何もしたくない時にも......
心地よい「からっぽ」の時間に、そっと近くにいてくれる詩と写真。

ずっと昔から大事にしまっておいた宝箱のような、そんな詩集ができました。

 

開けるまで、そこには何も入っていない。

何をしまって、どこに置いたかも覚えていない。

大切なものを箱にしまっては忘れていくように、

いつか通りすぎたかもしれない景色を

そっと訪れてみてください。

ーー「まえがき」より

目次

景色に置く
日なたに置く
街に置く
半ばに置く
記憶に置く
朝に置く
暇に置く
ともに置く
あとがき

『空き箱』に関する情報

著者プロフィール

福永星 (フクナガ・セイ)

1981 年、神奈川県生まれ。編集者である両親の影響で、幼少より多くの本に囲まれて育つ。特に多かったのは絵本で、現在のキャリアに少なからず影響を与える。プランナー/アートディレクターとして、主にブランディングやPR を手がけながら、写真家との共創による作品制作を続ける。2023年、高田祐里との共著『あなたがそこからみる今日は』(左右社)を刊行。

高田祐里 (タカダ・ユリ)

1987 年、長崎県生まれ。多摩美術大学卒。広告制作会社を経て、2022 年に独立。コマーシャルフォトグラファーとして広告写真の撮影に携わる傍ら、ライフワークでは人と暮らしに視点を置いた作品を制作。現代の風景を主軸に、時の流れや物の在り処を感情表現として写し出す作品づくりを行っている。

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