偉人の生き延び方

副業、転職、財テク、おねだり

なりふり構うな。稼げ!

書誌情報

定価
1,980 円(税込)
ジャンル
刊行日
2025年01月31日
判型/ページ数
四六判 248ページ
ISBN
978-4-86528-444-7
Cコード
0095
装幀・装画
三森健太(JUNGLE)/装幀

内容紹介

偉人に学び、自分の頭で考える。人生100年時代のサバイブ法!

先の見えない時代というが、仕事なんてやめてもいいし、金が足りなきゃなんでもやればいいし、働かずに金をもらったっていい。偉人たちだって、なりふり構わず金策に奔走していた! 生き延びる勇気がわいてくる、古今東西評伝アンソロジー。


国や会社を頼れなかったら、どのような心持ちでいればいいのか。会社に滅私奉公し、国を信じても路頭に迷いかねない未来を見据えた場合、果たしてどう働くべきなのか。

 

偉人に学ぶしかない。

 

自身や周囲の人のちっぽけな経験で判断しては時代の荒波にのみこまれてしまう。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とドイツの宰相ビスマルクが言ったように、困ったときは歴史に学ぶしかない。

本書では作家や学者、スポーツ選手、画家、実業家など古今東西の偉人の職業に焦点を当て、その経歴を辿る。

 

「はじめに」より


 

▼Topics

  • アインシュタインの「あの理論」は副業だった!?
  • ベートーヴェンも財テクしていた
  • 四〇〇勝投手、金田正一の健康ビジネス
  • 実は地味な公務員だった安倍晴明
  • ダーウィンは引きこもりのボンボンだった!?
  • 人たらしのインフルエンサーだったルソー etc……

目次

はじめに

第1章 いつのまにか本業に
芥川龍之介[小説家] 職がなければ泣きついちゃえ! 文豪の転職術
ウィンストン・チャーチル[英国首相] 優雅な暮らしと引き換えのタフな副業人生
安倍晴明[陰陽師] イケメンヒーロー? ただの真面目な公務員?
直木三十五[小説家] 事業でことごとく失敗も副業で大成功
アルバート・アインシュタイン[物理学者] 副業が偉業すぎた、遅咲きの天才

第2章 手堅いサイドビジネス
ジョージ・ワシントン[米国大統領] トランプ大統領も驚きの武勇伝が沢山
力道山[プロレスラー・力士] 屈強な体を資本に、手広くビジネス展開
江藤慎一、板東英二、桑田真澄[野球選手] 昭和の球界スターたちの副業事情
金田正一[野球選手] 徹底した健康志向と野心をサイドビジネスに応用
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン[音楽家] 近世ヨーロッパの財テク
フローレンス・ナイチンゲール[看護師] 実家パワーと行動力で偉業を成し遂げた

第3章 食うためにはなんでもやります
江戸川乱歩[小説家] 朝、起きられないから会社には行きません 気まぐれな職業観
水木しげる[漫画家] 副業を軽やかに手放し、天職を見つける
樋口一葉[小説家] 目的のためにはスポンサー頼みも厭わない
ジャン=ジャック・ルソー[思想家] 人たらしのインフルエンサー?
ケネディ一家[政治家] 勝てば官軍負ければ

第4章 カネがなければもらえばいい
フィンセント・ファン・ゴッホ[画家] 「不遇の天才」を支えた弟テオの生涯
チャールズ・ダーウィン[生物学者] 人類知に貢献した、ひきこもりのボンボン
マルクスとエンゲルス[経済学者] もはやパパ活?
薩摩治郎八[社交家] 浪費の才能に恵まれた男
辻潤[エッセイスト] 友と読者に支えられ、生涯自分を貫いた

おわりに

『偉人の生き延び方』に関する情報

著者プロフィール

栗下直也 (クリシタ・ナオヤ)

1980年生まれ、東京都出身。経済記者、批評家。横浜国立大学大学院国際社会科学研究科経営学専攻修了。経済記者のかたわら、書評サイト「HONZ」や週刊誌、月刊誌などでレビューを執筆。書籍構成も手がける。新橋系泥酔派を自認するが、酒場詩人は目指していない。Twitter:@naokurishita

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