作り方を作る
佐藤雅彦展公式図録
著:佐藤雅彦
佐藤雅彦がはじめて語る「教育」「表現」「方法」を巡る遍歴のすべて。 横浜美術館で開催される初の大規模回顧展「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」公式図録!
書誌情報
- 定価
- 2,970 円(税込)
- ジャンル
- 芸術・デザイン・写真
- 刊行日
- 2025年07月03日
- 判型/ページ数
- B5判変形 並製 320ページ
- ISBN
- 978-4-86528-475-1
- Cコード
- C0070
- 重版情報
- 1
- 装幀・装画
- 装幀:山本晃士ロバート
内容紹介
横浜美術館で開催される初の大規模回顧展「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」(会期:2025年6月28日(土)―11月3日(月・祝))。
『ピタゴラスイッチ』『だんご3兄弟』『0655/2355』などの教育番組、『バザールでござーる(NEC)』『モルツ(サントリー)』『スコーン(湖池屋)』をはじめとする一世を風靡したCMのかずかず、《計算の庭》《指紋の池》に代表される身体表象をテーマにしたインタラクティブ・アートなどを手掛けてきた、表現者・佐藤雅彦。その40年にわたる創作活動について、佐藤雅彦自身が語る。
幅広い活動の全容をつたえる初めての一冊。貴重な図版多数掲載!
私は、長い間、表現者として研究や活動をしていますが、「表現」ということを意識しだしたのは、ずいぶん遅く、三十代が近づいた頃です。実際に仕事として「表現」に取り組んだのは、なんと三十代の中頃です。
この本では、私がまだ大学生で進路を決めるあたりから現在に至るまでの、「教育」「表現」そして「方法」を巡る遍歴を実際の制作物と共に、物語っていきます。
読み進めると、私の人生という物語の端々に、領域の異なる表現が、折に触れ登場してきます。
それは、その時々で、必然のように目の前に現れた課題に対して、辛うじて見つけた仮説を形にした結果でもあります。
ーー本書まえがき「物語の形をした図録」より
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横浜美術館ミュージアムショップ MYNATEでは、限定特典ステッカー付きの書籍を販売します。
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※送料の違いにより予約カートが分かれていますが、特典は1冊につき1点、同一のものになります。
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「I.Q Intelligent Qube」。旧来のゲームとは一線を画したプレイステーション用ゲーム。1997年発売、売上は100万本を越えた。

国民的教育番組ともいえる「ピタゴラスイッチ」(NHKEテレ、2002年〜)でおなじみの「ピタゴラ装置」。佐藤雅彦研究室が生み出した表現の代表作のひとつ。