北欧ではたらく 移住して見つけた私だけの生き方

北欧ではたらく

移住して見つけた私だけの生き方

人生の節目には、北欧があった——

書誌情報

定価
2,420 円(税込)
電子書籍価格
2,200 円(税込)
ジャンル
刊行日
2025年12月08日
判型/ページ数
四六判 並製 264ページ
ISBN
9784865285017
Cコード
C0095
装幀・装画
岡部正裕(HFUdf)/装丁

内容紹介

好きなことを追い求める。居心地よく働く。日本から北欧で移住した、14人のリアルストーリー

デンマークの建築家、ノルウェーのデザイナー、スウェーデンの児童文学翻訳家、パティシエ、フィンランドの雑貨店店主、和食店オーナー、etc.

20年にわたり北欧各国を取材してきた著者が出会った、かの地で自分らしい働き方、生き方を見つけた人たち。移住した彼らへのインタビューから、憧れに留まらず、日本と大きく異なる国だからこその生き方を描く。

北欧との出会いや、キャリアを築くまでの奮闘、家族との関係——。自らの意思で、あるいは導かれるように、北欧で働き、生活する彼らの言葉を読んでいくうち、ブームではなく、“スタイル”として北欧を身近に感じられるはず。

目次

1.キャリアの原点
教員として、母として育ててくれたデンマーク―ピーダーセン海老原さやか
絵本に導かれてスウェーデンへ 子どもと向き合い生きていく―髙橋麻里子
人生の節目には、いつも北欧があった―高田ケラー有子
2.自分らしくいられる居場所
人前で好きな人と手をつなぐ デンマークで叶えたささやかな幸せ―木村謙介
刺激をくれたニューヨーク大人にしてくれたオスロ―高橋創
貴重な日本人美容師としてスウェーデン社会の一員に―柏原梨那
世界幸福度ランキング世界一の国はユートピアではない―太田悠介
3.先進国・北欧でのステップアップ
東京、ロンドン、オスロ 芯を持ちつつ、流れに任せる―吉田未玲
フィンランドへの感謝を胸にインテリアから食まで横断する起業家―原田浩行
ワークライフバランスを大切にキャリアアップを図る野心家―松崎亮仁
4.日本人として北欧ではたらくこと
日本とデンマークを知る建築家だからできること―森田美紀
スイーツを通じて文化交流 日本とスウェーデンの甘い架け橋に―ヴェントゥラ愛
ヘルシンキの風景になった日本人夫婦が始めた小さな雑貨店―中村浩介
独自のキャリアを描き続けるフィンランド初の日本人フットボーラー―田中亜土夢

『北欧ではたらく 移住して見つけた私だけの生き方』に関する情報

著者プロフィール

萩原健太郎 (ハギハラ・ケンタロウ)

文筆家。日本文藝家協会会員。東京と大阪を拠点に、デザイン、インテリア、北欧、手仕事などの周辺の執筆を中心に活動。代表的な著書に、『暮らしの民藝』『北欧の日用品』(エクスナレッジ)、『ストーリーのある50の名作椅子案内』(スペースシャワーネットワーク)、『北欧の絶景を旅する アイスランド』(ネコ・パブリッシング)、『北欧とコーヒー』(青幻舎)などがある。また、『椅子』(WOWOW)、『ハルカの光』(NHK Eテレ)などの番組の監修も手がけている。

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