存在論入門

中村昇

哲学者は何を言っているのか?

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書誌情報

定価
2,640 円(税込)
ジャンル
刊行日
2026年01月30日
判型/ページ数
四六判 並製 264ページ
ISBN
978-4-86528-506-2
Cコード
C0010
重版情報
1
装幀・装画
松田行正+金里香/装幀

内容紹介

ハイデガー、ベルクソン、ドゥルーズはこう言っていたのか!
「存在」と「世界」のあり方を問いつづけた哲学者たちの思考をたどる

ルールブックのない、とてつもなく面倒なゲームのようなこの世界で、
私たちは、なぜ苦労して生きていかなければならないのか。
ゲームが終わるとき、私たちはどうなってしまうのか。
考えすぎて眠れなくなったことのあるすべての人に捧げる哲学入門。

ハイデガー、ベルクソン、ドゥルーズ、西田幾多郎、九鬼周造、ホワイトヘッドなど、数多の哲学者たちが挑んできた究極の問い「存在論」をわかりやすく解説!

存在とは何か。これが、この本のテーマです。小さい頃から、ここにこうしていることが不思議でなりませんでした。自分は何をしているのか。ここは〈どこ〉なのか。何もわからない。それは、幼稚園に入る前に、初めてそう思ってから、ずっとわからなかったのです。(中略)
存在とは何か。存在の奥底にある無とは何か。この存在の世界は、そもそもどのような世界なのか。といったことを、これまで哲学者たちが言ってきたことを参考にしながら、私なりに説明し考察していきたいと思います。
ハイデガー、西田幾多郎、ホワイトヘッド、ベルクソン、九鬼周造、ドゥルーズというとてつもない哲学者たちの考えを紹介しながら、私なりに存在や無について、考えていきます。
(本書「まえがき」より)

目次

まえがき

第1章 なぜ私は存在しているのか?─哲学との出会い
1 最初の一歩
2 哲学とは何か?
4 世界の「訳のわからなさ」の前で
5 笑い
6 直観というベルクソンの方法
 
第2章  「存在」と「無」─ハイデガーと西田幾多郎の哲学
7 ハイデガー
8 存在と無と場所と
9 「もの」と「こと」
10 限りなく「絶対無」に近い「存在」
11 人間は「現存在」である─ハイデガーの存在論
12 現存在は「世界」を開く
13 存在は「場所」に於いてある─西田幾多郎の存在論
14 「相対無の場所」と、レヴィナスの「私」
15 「表裏」という関係
16 「絶対無」はどこにあるか
17 二つの「絶対無」
18 「絶対無」の鏡映構造

第3章 哲学者たちは世界をどう考えてきたのか
19 世界は私か、それとも存在しないのか
20 よくわからない「モナド」─ライプニッツの宇宙
21 「モナド」再考
22 「活動的存在」とは何か
23 世界の根柢にある矛盾
24 ハイデガーと西田の時間論の比較
25 ホワイトヘッドの哲学
26 ドゥルーズの哲学
27 九鬼周造の哲学

あとがき

『存在論入門』に関する情報

著者プロフィール

中村昇 (ナカムラ・ノボル)

一九五八年長崎県佐世保市生まれ。中央大学教授。専攻は哲学。主な著書に『いかにしてわたしは哲学にの めりこんだのか』(春秋社)『ルドルフ・シュタイナー  思考の宇宙』(河出書房新社)『ウィトゲンシュタイン 『哲学探究』入門』(教育評論社)『落語–哲学』(亜紀書房)『西田幾多郎の哲学=絶対無の場所とは何か』(講談社)『お坊さんになりたかった哲学者と哲学者になりたかったお坊さん「有時」を遊ぶ』(共著・春秋社)など。

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