語源の迷宮へようこそ。
書誌情報
- 定価
- 3,740 円(税込)
- ジャンル
- ノンフィクション 歴史・人類学 実用・語学・ビジネス
- 刊行日
- 2026年09月18日
- 判型/ページ数
- 四六判変形 並製 408ページ
- ISBN
- 978-4-86528-534-5
- Cコード
- C0080
- 重版情報
- 1
- 装幀・装画
- 松田行正┼内田優花/装丁
内容紹介
語源、それは人類の叡智と誤謬の営みの歴史だった。
・聖書と金玉の意外な共通点
・スターバックスコーヒーは『白鯨』から生まれた?
・組織犯罪の元にあるのはオルガン
・偉大なデンマーク王にあやかったBluetooth
語源の裏には逸話あり。人々が語に込めた、信念や期待、誤解に思い込み、隠喩、揶揄……。
博覧強記の著者が、語から語へ連想を広げて次々とつづる、あまりに人間的で奇抜な語源逸話集。
英語にまつわるトリビア満載の111章。
どんな子どもでも、オックスフォードの書籍街ハイストリートで本屋の向かいに私営馬券屋(ブックメーカー)があるのを目にすれば、「あのお店では本ブックを作ってるんだろうなぁ」と、ある意味で筋の通った誤解をするだろう。歴史的なことを言うと、bookmakerとはまさに文字通り、製本業者のことだった。さらに、「読者の疲弊などそっちのけで、次から次へと粗悪な本を書きまくる奴」という意味もあった。〔英国の法律家・思想家〕トマス・モアは1533年に「新たなる書物の乱造者(ブックメーカー)は、もはや不要なまでに過多なる状況なり」と言っている。出版界にとっては幸いなことに、モアは数年後に斬首刑になった。(本書「1章 ブックメーカーは製本屋さん?」より)
