大澤真幸THINKING「O」第6号「生きることを哲学する」

生きることを哲学する

大澤真幸THINKING「O」第6号

社会学者・大澤真幸が、対談と論文で現代社会を特集形式で考える月刊誌「O[オー]」第6号。

書誌情報

定価
1,100 円(税込)
ジャンル
シリーズ
刊行日
2010年09月10日
判型/ページ数
A5判 並製 5124ページ
ISBN
978-4-903500-38-6
Cコード
C0036
装幀・装画
清岡秀哉/装幀

内容紹介

20世紀、媒介=メディアを深く考察の対象とするようになった結果、哲学は、この世界の外部をかいま見せる迫力を失ったのではないか。しかし哲学の復権があるならば、それは社会学としてだろう——。
最も哲学を実践し続けている鷲田清一をゲストに迎え、哲学をすることの意味を問う。

論文は、その実践編ともいうべき入魂のサッカー論。人類はなぜ、かくもサッカーに熱狂するのか? 人類史の根源にまで遡ったとき、サッカーが示している思わぬ人間像が明らかになる!

目次

特集「生きることを哲学する」
1 対談 鷲田清一×大澤真幸  哲学の復権
2 論文 大澤真幸  サッカーの(非)人間学

参考資料
鷲田清一のことば 主要著書より
20世紀哲学小史
近代サッカー小史

『大澤真幸THINKING「O」第6号「生きることを哲学する」』に関する情報

著者プロフィール

大澤真幸

大澤真幸 (オオサワ・マサチ)

1958年生まれ。社会学。個人思想誌「THINKING「O」」主宰。『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞を受賞。『自由という牢獄』で河合隼雄学芸賞を受賞。ほかの著書に世界史の謎を読み解いた『〈世界史〉の哲学』「古代篇」「中世篇」「東洋篇」「イスラーム篇」「近世篇」「近代篇1」「近代篇2」のほか、『不可能性の時代』『〈自由〉の条件』『生権力の思想』『可能なる革命』『三島由紀夫 ふたつの謎』『社会学史』『経済の起源』『この世界の問い方』など。共著に『おどろきのウクライナ』『ふしぎなキリスト教』『二千年紀の社会と思想』『ゆかいな仏教』『憲法の条件』『げんきな日本論』など。

鷲田清一 (ワシダ・キヨカズ)

1949年生まれ。哲学者。専門は臨床哲学、倫理学。2007年より大阪大学総長。現象学やファッション、ケアをめぐる多数の著書がある。

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