大澤真幸THINKING「O」第8号「「正義」について論じます」

「正義」について論じます

大澤真幸THINKING「O」第8号

社会学者・大澤真幸が、対談と論文で現代社会を特集形式で考える月刊誌「O[オー]」第8号。

書誌情報

定価
1,100 円(税込)
ジャンル
シリーズ
刊行日
2010年11月10日
判型/ページ数
A5判 並製 108ページ
ISBN
978-4-903500-40-9
Cコード
C0036
重版情報
2
装幀・装画
五十嵐哲夫/装幀

内容紹介

ともに日本を代表する社会学者・宮台真司と大澤真幸。ついに実現した初対談を完全収録。いま話題の「正義」、沖縄の進むべき道、社会学から迫る共同体のコア、などなど白熱の議論を再現! また注目の、大澤真幸による宮台真司論を書き下ろし収録。

目次

特集「「正義」について論じます」
1 対談:正義は可能か?
 ・善と正義の違い
 ・「市場か再配分か」は遅れた議論
 ・「みんな」は本当は「みんな」ではない
 ・沖縄の自己決定的な自立
 ・資本主義は持続出来るか
 ・何がミメーシスを引き起こすのか
 ・なぜ性愛について書くのか
 ・不可能性への志向
2 論文:「二つのミメーシス 宮台真司の論を手がかりにして」
 1 感染的模倣
 2 「理想自我」と「自我理想」
 3 利他的行為の倒錯
 4 もうひとつのミメーシス

参考資料:人名解説/用語解説

『大澤真幸THINKING「O」第8号「「正義」について論じます」』に関する情報

著者プロフィール

大澤真幸

大澤真幸 (オオサワ・マサチ)

1958年生まれ。社会学。個人思想誌「THINKING「O」」主宰。『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞を受賞。『自由という牢獄』で河合隼雄学芸賞を受賞。ほかの著書に世界史の謎を読み解いた『〈世界史〉の哲学』「古代篇」「中世篇」「東洋篇」「イスラーム篇」「近世篇」「近代篇1」「近代篇2」のほか、『不可能性の時代』『〈自由〉の条件』『生権力の思想』『可能なる革命』『三島由紀夫 ふたつの謎』『社会学史』『経済の起源』『この世界の問い方』など。共著に『おどろきのウクライナ』『ふしぎなキリスト教』『二千年紀の社会と思想』『ゆかいな仏教』『憲法の条件』『げんきな日本論』など。

宮台真司 (ミヤダイ・シンジ)

1959年生まれ、社会学者。『14歳からの社会学』『日本の難点』など著書多数。

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