Agend’Ars 管啓次郎詩集』

Agend'Ars 管啓次郎詩集

連作16行詩64篇からなる待望の第1詩集。

書誌情報

定価
1,781 円(税込)
ジャンル
刊行日
2010年09月30日
判型/ページ数
B6判 並製 100ページ
ISBN
978-4-903500-41-6
Cコード
C0092
装幀・装画
戸田ツトム/装幀

内容紹介

ヒトの行動は、きみが地表のどこにいようと、つねにエレメントの流動に全面的に巻きこまれている。エレメントの詩でないような誌は、行動の詩でないような詩とおなじく、存在しない。詩の読み書きは私たちを絶えずエレメントの力にさらし、そのまま次の行動へと駆り立てる。そして次の行動、それはいつも、ただ単純にいって、生きることだ。(「あとがき」より)

目次

『Agend'Ars 管啓次郎詩集』』に関する情報

著者プロフィール

管啓次郎 (スガ・ケイジロウ)

1958年生まれ。詩人、比較文学研究者。明治大学大学院理工学研究科〈総合芸術系〉教授。1980年代にリオタール『こどもたちに語るポストモダン』、マトゥラーナとバレーラ『知恵の樹』の翻訳を発表。以後、仏・西・英語からの翻訳者として活動すると同時に『コロンブスの犬』(1989)『狼が連れだって走る月』(1994) などにまとめられる批評的紀行文・エッセーを執筆する。本書のもととなった『トロピカル・ゴシップ』(1998)『コヨーテ読書』(2003)『オムニフォン<世界の響き>の詩学』(2005) はポストコロニアル多言語世界文学論の先駆として高く評価されている。2011年、『斜線の旅』にて読売文学賞受賞。2010年の第1詩集『Agend’Ars』以後、8冊の日本語詩集と1冊の英語詩集を刊行。20ヵ国以上の詩祭や大学で招待朗読をおこなってきた。2021年、多和田葉子ら14名による管啓次郎論を集めた論集Wild Lines and Poetic Travelsが出版された。

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