書誌情報
- 定価
- 1,430 円(税込)
- シリーズ
- 大澤真幸ThinkingO
- 刊行日
- 2012年12月10日
- 判型/ページ数
- 四六判 並製 160ページ
- ISBN
- 978-4-903500-52-2
- Cコード
- C0036
- 装幀・装画
- 松田行正/装幀
内容紹介
キリスト教がわかって、初めて近代もグローバリズムもわかる。『ふしぎなキリスト教』の続編とも言うべき、橋爪大三郎氏、大澤真幸氏の対談のほか、大貫隆氏と高橋源一郎氏をまじえた徹底討論を掲載。大澤真幸THINKING「O」シリーズ、装丁一新!
【対談、シンポジウムより】
・社会契約論にあるキリスト教の論理
・資本主義の発生にキリスト教は欠かせないのか
・『ふしぎなキリスト教』への指摘
・「信じる」とはどういうことか
・贖罪論を整理する
・戦争責任についても参考になるキリスト教
・マルクス主義とキリスト教はそっくり
・一神教のメリットとデメリット
・「私は思う」の想像力
・なぜ、近代になってキリスト教の影響力が強まったか
・歴史学にもあるキリスト教の影響
・阿弥陀仏とGodの違い
・『精神現象学』はヨハネ福音書そのもの
・キリスト教徒は戦争がうまい
・なぜ、キリスト教はグローバル化したか
・中国はキリスト教文明にとって代わるか