編集者の食と酒と
重金敦之
「週刊朝日」のベテラン文芸編集者として、数多くの作家たちと接してきた著者が見た編集者の姿
書誌情報
- 定価
- 1,980 円(税込)
- 電子書籍価格
- 1,650 円(税込)
- ジャンル
- 文芸・評論・エッセイ
- 刊行日
- 2011年05月18日
- 判型/ページ数
- B6判 並製 240ページ
- ISBN
- 978-4-903500-62-1
- Cコード
- C0095
- 装幀・装画
- 杉浦絳雲/題簽
内容紹介
「週刊朝日」のベテラン文芸編集者として、数多くの作家たちと接してきた著者が見た編集者の姿。自身の体験と、編集者からみた作家・書店・書籍を論じる。
本書で私が最も訴えたかったのは編集者と作家の距離(間合い)をどう測るか、ということになるだろうか。
編集者が作家とあまり親しくなるのも考えものだ。作家の内懐に入り込んで、いつのまにか作家の番頭というか秘書のような役割を果たしている多くの編集者も見て来た。同じ出版社のなかでもいろいろな雑誌があるから、流行作家ともなれば、社内で原稿を取り合うといったこともままある。
(「あとがき」から)