書誌情報
- 定価
- 1,540 円(税込)
- ジャンル
- 文芸・評論・エッセイ
- 刊行日
- 2011年12月26日
- 判型/ページ数
- 四六判 上製 64ページ
- ISBN
- 978-4-903500-70-6
- Cコード
- C0092
- 装幀・装画
- 五十嵐哲夫/装幀
内容紹介
永訣の朝、無声慟哭、春と修羅…。宮澤賢治と古川日出男の声/言葉で贈る、震災後の光を探り願うCDブック。小池昌代、管啓次郎のエッセイと解説付。
「声が先頭に立って、言葉がついていく、そう思うと、今まで遮断されていた、賢治への道が見えてきました」(小池昌代)
「東北は遠い。でも賢治の声と日出男の言葉に乗って、われわれはそこへの歩みを何度でも開始する」(管啓次郎)
「その三月に震災は起き、僕はひと月かふた月か、さまざまな文章が読めずにいました。しかし、それでも数人の文学者の、わずかな数の本は読めた。そうした本のことを考えつづけています。そこには宮澤賢治がいました」(古川日出男)