絵はがきの別府 古城俊秀コレクションより

絵はがきの別府

古城俊秀コレクションより

数万枚におよぶ驚きの写真絵はがきコレクション。その中核をなす近代別府を写した600枚から、木造旅館が建ち並び開発されゆく別府、その賑わいと行き交う人びとのくつろぎの笑顔がみえて来る。 いつまでも見飽きない近代日本史・別府篇、3刷出来!

書誌情報

定価
3,850 円(税込)
ジャンル
刊行日
2012年05月30日
判型/ページ数
A5判 並製 316ページ
ISBN
978-4-903500-75-1
Cコード
C0021
重版情報
3
装幀・装画
安藤一生/装幀

内容紹介

賑わう町並み、たちならぶ高層木造旅館、訪れる外国人観光客、定期客船や鉄道などの発達して行く交通網。写し出されたさまざまなものから、「別府の時代」がいきいきと甦る。
カラー掲載多数の豊かなビジュアルに、最新の研究成果で裏付けられた泉都・別府の発展史を添えた、類例を見ない1冊。

目次

絵はがきに魅せられて  古城俊秀
はじめに—写真絵はがきと別府

第一章 渚と泉
1 渚のある温泉町的ヶ浜—別府イメージの生成と写真絵はがき
2 港町別府大阪商船と別府の近代
3 海水浴と砂湯別府の天然砂湯

第二章 大別府
4 別府の古層別府と火山、火山神/別府と沿海諸地域/災厄の記憶
5 別府八湯 浜脇 殷賑の温泉場/朝見 八幡宮の門前町/観海寺 眺望と高燥の地/堀田 街道の分岐点/明礬 生産の温泉場/鉄輪 古式を伝える温泉場/柴石 醍醐天皇と後冷泉天皇の入湯伝/亀川 街道筋の温泉場/高原 〈別府〉のひろがり
6 町並み町並みの地勢
7 共同温泉浴場温泉町のインフラストラクチャー
8 温泉源開発湯脈の上の都市
9 旅館海岸通/港町・竹瓦/埋立地/駅前/流川/豊前道/田の湯・上田の湯/不老町/濱脇/ホテル/観海寺/鉄輪/亀川/明礬/柴石

第三章 別府とその世紀
10 温泉町の博覧会ふたつの大イベント
11 遊園地少女歌劇とケーブルカー
12 公園
13 別府の土地開発海岸線の変貌と土地会社
14 軍の療養地「無敵艦隊大歓迎」/傷病兵と別府
15 水際の遊廓
16 芸妓と料亭
17 電車と汽車別府の電気鉄道/別府と汽車
18 創られる名所
19 地獄江戸時代の地獄/地獄の近代
20 自動車地獄めぐりと自動車/拡大する別府観光圏
21 飛行艇広がりゆく別府のイメージ

コラム 別府港のパノラマ絵はがき/写真絵はがきの製作発行者/旅館業の社会と空間/相場師と観光 油屋熊八伝再考
付録 さまざまな絵はがき 封緘絵はがき/パノラマ絵はがき/イラスト・絵画の絵はがき/別府の郵便・郵便局/記念絵はがき・記念スタンプ・記念切手
絵はがき製作年代の見方
おわりに
参考文献/索引

『絵はがきの別府 古城俊秀コレクションより』に関する情報

著者プロフィール

松田法子 (マツダ・ノリコ)

1978年生まれ。京都府立大学大学院生命環境科学研究科専任講師。建築史・都市史。主著に松田法子『絵はがきの別府』(左右社、2012年)、松田法子「温泉場の私娼とその空間」(佐賀朝・吉田伸之編『シリーズ遊廓社会2 近世から近代へ』、吉川弘文館、2014年)、編著に「都市史から領域史へ」(『建築雑誌』vol.130、No.1671、日本建築学会、2015年)。

古城俊秀 (コジョウ・トシヒデ)

1941年生まれ。郵趣家。日田郵便局をはじめ、普通局の郵便・会計・総務職をつとめ、2003年大分萩原郵便局長を最後に退職。日本郵趣協会に所属し、郵便史に造詣が深い。
住所
〒151-0051
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