ジァンジァン狂宴
高嶋進
忌野清志郎も、中島みゆきも、矢沢永吉も、ユーミンも、みんな無名だった、あの場所へ!
書誌情報
- 定価
- 1,870 円(税込)
- ジャンル
- 文芸・評論・エッセイ 芸術・デザイン・写真
- 刊行日
- 2013年04月30日
- 判型/ページ数
- 四六判 並製 208ページ
- ISBN
- 978-4-903500-83-6
- Cコード
- C0093
- 装幀・装画
- 永利彩乃/装幀
内容紹介
1969年、渋谷の区役所通り(公園通り)に小さな劇場が生まれた。 渋谷ジァンジァンと名付けられ、のちにサブカルの聖地と呼ばれるようになる。200人も入ると一杯となる小さな空間ながら、多くの若いアーティストが巣立ち、後々語り継がれる舞台が作られた。ユーミンが「ひこうき雲」を歌い、清志郎が「僕の好きな先生」を歌った。名古屋、沖縄にもジァンジァンが誕生し、メインカルチャーに飽き足らない人たちが集う場所となる。2000年に閉鎖。本書は、伝説となった劇場主による、破天荒な舞台裏を描いた自伝的小説である。
「壊れたバランスを軌道修正する場所がジァンジァンだった」 ──美輪明宏
【おもな登場人物】
中島みゆき、吉田拓郎、井上陽水、五輪真弓、荒井由美、忌野清志郎、泉谷しげる、チューリップ、六文銭、吉田美奈子、矢沢永吉、宇崎竜童、長谷川きよし、嘉手苅林昌、宮城まり子、宝田明、中村伸郎、雪村いづみ、上月晃、高橋竹山、川本喜八郎、前野博、アキコ・カンダ、小松原庸子、長嶺ヤス子、ヨネヤマ・ママコ、淡谷のり子、美輪明宏、寺山修司、浅川マキ、永六輔、マルセ太郎、イッセー尾形、坂本龍一、矢野顕子、朝比奈隆ほか