源氏物語 A・ウェイリー版第1〜4巻[全巻セット]

A・ウェイリー版 源氏物語 第1〜4巻

【全巻セット】

光源氏が「ゲンジ」「シャイニング・プリンス」とカタカナ表記される、ちょっと不思議な世界にようこそ!

書誌情報

定価
14,080 円(税込)
ジャンル
刊行日
2017年12月31日
Cコード
C0093
装幀・装画
松田行正+杉本聖士/装幀

内容紹介

2019年7月、ついに全巻完結! 日本の誇る古典のなかの古典、源氏物語が英訳され、ふたたび現代語に訳し戻されたとき、男も女も夢中にさせる壮大なストーリーのすべてのキャラクターが輝きだした! 胸を焦がす恋の喜び、愛ゆえの嫉妬、策謀渦巻く結婚、運命の無常。 1000年のときを超えて通用する生き生きとした人物描写と、巧みなストーリーテリング。 源氏物語のエッセンスをダイレクトに伝える、こころを揺さぶられる決定版! 『源氏物語』はこんなにも笑えて泣けて、感動する物語だった! 【桐壺帖ためしよみ公開中】



各氏から絶賛の声!
このヴィクトリアン・GENJIを読むまで私は源氏物語を理解していなかった!
このまま漫画にしてみたい!(竹宮惠子)
光源氏が「ゲンジ」「シャイニング・プリンス」とカタカナ表記される、ちょっと不思議な世界にようこそ!
ページをめくるたび立ち現れる言葉と文体のなんと新鮮なことか。
古典の素養なんて気にしないでいいから、とにかく読んでみて欲しい…その全てが異色の「源氏物語」体験として、あなたの中に残るだろう。(トミヤマユキコ)
徹夜で読了しました(瀬戸内寂聴)
まるで「ベルばら」の王朝ロマン(斎藤美奈子)
別の光と陰に彩られて表情を一変させた「源氏物語」。どういう訳か、とてもわかりやすく、すらすら読めました。驚きました。(町田康)
アジアでもなければヨーロッパでもない。これぞ「世界文学」の誕生(島内景二)
この「源氏物語」は一千年前に書かれた過去の作品ではなかった。
一千年もの未来からやって来た未知の傑作だったのだ。(高橋源一郎)
音楽的でくきやかな文体に酔いました。(小池昌代)
『源氏物語』の面白さは「宇治十帖」にこそ潜んでいる。
近代文学が我々の“The Tale of Genji”に辿り着き、
「夢浮橋」を渡り終えるまで九百年かかったのである。(辻原登)

目次

『源氏物語 A・ウェイリー版第1〜4巻[全巻セット]』に関する情報

著者プロフィール

アーサー・ウェイリー (ウェイリー、アーサー)

1889年生まれ。東洋学者。ケンブリッジ大学を卒業したのち、大英博物館の館員となる。独学で中国語と日本語を学び、中国詩の英訳を発表して注目される。1925年『源氏物語』刊行開始。その後、『枕草子』『論語』『西遊記』などを訳すほか李白や白居易を翻訳紹介。1966年、自動車事故が遠因となって死去。イスタンブールなどに旅した以外、アジアを訪れたことはなく、来日の誘いもその場で拒絶したという。

森山恵 (モリヤマ・メグミ)

詩人。聖心女子大学卒業、同大学院英文学修了。詩集に『夢の手ざわり』『エフェメール』(ふらんす堂)『みどりの領分』『岬ミサ曲』(思潮社)。NHK World TV Haiku Masters 選者。

毬矢まりえ (マリヤ・マリエ)

俳人・評論家。アメリカ、サン・ドメニコ・スクール卒業。慶應義塾大学フランス文学科卒業、同博士課程前期中退。俳人協会会員。国際俳句交流協会実行委員。『ひとつぶの宇宙』(本阿 弥書店)。NHK World TV Haiku Masters 選者。

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