【週刊読書人】石井香江さんによる『この夜を越えて』の書評が掲載されました
『週刊読書人』2022年11月4日号に、歴史社会学者・石井香江さんによるイルムガルト・コイン『この夜を越えて』の書評が掲載されました。
以下、一部抜粋です。
イルムガルト・コインは戦間期ドイツの「新しい女」という現象、そこから生まれた文化、その現実と虚像に関心を持つものにとっては馴染み深い小説家の一人である。(中略)本書の特徴であり魅力は十九歳の主人公ザナが周囲の大人たちに向ける辛辣な観察眼であり、急速に進むナチ化を「普通のひとびと」を通して痛烈な風刺も交え、描き出している点だろう。
素敵な書評をありがとうございました。