『図書新聞』2022年11月19日号に、中国福建省福州大学日本語学科教員・黒岡佳柾さんによる丸山文隆『ハイデッガーの超越論的な思索の研究』の書評が掲載されました。

以下、一部抜粋です。

本書は、1920年代後半のハイデッガーが、カントを過剰と呼べるほど意識していた内実と、カントとの批判的対決のなかで自らの思索を深化させていった道程を、先行研究の粘り強い読解によってわれわれに詳細に提示してくれる力作であり、今後ハイデッガーによるカント読解の是非を検討する際の「必読書」となることは間違いないだろう。

素敵な書評をありがとうございました。