門前喜康川柳句集『揺振摺』が神戸新聞に紹介されました

門前喜康川柳句集『揺振摺 VIVRE 生きる 1995~2015』が神戸新聞朝刊(2015年5月30日付け)にて紹介されました。

川柳作家・門前喜康(きこう)として初句集『揺振摺』を出版した。本名の喜康(よしやす)では、サンテレビの名物報道マンとして活躍。句にも鋭い批評眼とユーモアセンスが光る。
「阪神・淡路大震災が私の原点。丸20年での出版は感無量です」
1・17の後、24時間勤務で取材に当たる日々の中で、震災句を募る雑誌記事が目に留まった。ふと浮かんだのが〈冬の雲仮設の窓にチマチョゴリ〉の一句。これが選者の故時実新子さんに認められ、門下生となった。
(略)
「言葉にできない悲しみも川柳に救われた。これからも五七五を胸に生きていきたい」
(記事=文化部・平松正子さん)