崖っぷちの自画像 死はほんとうに厄介だ

崖っぷちの自画像

死はほんとうに厄介だ

自分の死といかに向き合うか。ひとの一生、いや人間にとって最大の問題はここにある。

書誌情報

定価
1,980 円(税込)
ジャンル
刊行日
2016年11月20日
判型/ページ数
四六判 並製 200ページ
ISBN
978-4-86528-159-0
Cコード
C0093
装幀・装画
鈴木美里/装幀、宮沢美智子/写真

内容紹介

自分の死といかに向き合うか。それは生涯最大の問題だ。小劇場ジァンジァンの劇場主が年来親しむ古今の文学や哲学、宗教を参照し、東西の霊地を訪ね、老母の看取りなどを通じて思索を深める。好評エッセイ集、第6弾。

人生のあらゆる行為は取り返しがつかない。それを歴然と示す死。死を平穏に受け入れるにはどうすればいいのか。小劇場ジァンジァンの劇場主が、年来親しむ古今の文学、哲学、宗教を参照し、死者との対話ができる東西の霊地を訪ね、老母の看取りなど身辺をみつめ、思索を深める。
死とは何か、その問いはやがて来し方の回想を招き寄せる。著者が若き日、社会改革を夢見、挑戦した医療改革や教育改革、その顛末を本書ではじめて明かす。
「ジァンジァン3部作」に続く、ジァンジァン劇場主・高嶋進が送る自伝小説、第6弾。

目次

看取りへの道
断崖の自画像 死のイメージトレーニング
白衣の白暗淵
哲理の死角 踊る教材
あとがき

『崖っぷちの自画像 死はほんとうに厄介だ』に関する情報

著者プロフィール

高嶋進 (タカシマ・ススム)

1932年、新潟県生まれ。ジァンジァン開設者、文筆家。青山学院大学文学部卒業。69年渋谷ジァンジァン、77年名古屋ジァンジァン、80年沖縄ジァンジァン、83年座間味ジァンジァンを開設。著書に『ジァンジァン狂宴』『ジァンジァン怪傑』『ジァンジァン終焉』『八十歳の朝から』『この骨の群れ/「死の棘」蘇生』『崖っぷちの自画像』『道化師の性』『死んでみた』(いずれも左右社)がある

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