高校生と考える人生のすてきな大問題 桐光学園大学訪問授業

哲学・科学・経済・歴史から、文学・芸術・マンガ・デザインまで、「考える」ための真剣授業。

書誌情報

定価
1,870 円(税込)
ジャンル
シリーズ
刊行日
2017年04月30日
判型/ページ数
A5判 並製 416ページ
ISBN
978-4-86528-161-3
Cコード
C0036
装幀・装画
松田行正+杉本聖士/装幀、O JUN/装画

内容紹介

少女漫画界に革命を起こした漫画家人生を語る竹宮惠子、刺激的な半生伝を公開する田原総一朗ほか20人の著名人が、いまだから語れる人生の出会いと経験を語ります。大きな視野で考える好評シリーズ第3弾。改めて学びたい大人にも好評です。

「大人たちがもっともらしいことを言うときは信用できない」──田原総一朗
「自分を否定しないこと、これこそが世界を変えるための第一歩です」──竹宮惠子
「数学は、存在すらしないものについての科学なのです」──森田真生
「この世を馬鹿にしてはいけない、この世には、自分の思いもよらないようなすぐれた人間がいる」──加藤典洋
「このニヒリズムというものに、ぼくはなにか心ざわめくものを感じた」──佐伯啓思
「三日以上先のことを考えない、それがそのときぼくが立てた方針でした」──内山節
「経済活動がその本来の姿を実現するために、必要なのは耳と目と手の三つです」──浜矩子
「今度のオリンピックは東京にちゃんとレガシーを残せるか」──五十嵐太郎
「本のデザイン作業の中心は選択することなのです」──松田行正 人生をかえる1行、未来を導く出会い。
小論文対策としても好評です。

目次

〈第1章 生きてゆくことの面白さ〉
田原総一朗「きわどさの上を行く」
竹宮惠子「世界を変える漫画の方法」
森田真生「数学を通して人間を考える」

〈第2章 私の生き方、私の出会い〉
加藤典洋「人、人に会う」
佐伯啓思「「知る」ことと「考える」こと」
鈴木貞美「宮沢賢治の冒険」

〈第3章 私を見つめる〉
内山節「考えはどこから生まれてくるのか」
小野正嗣「読むこと、書くこと、生きること」
合田正人「私という異郷」

〈第4章 現代世界への視線〉
苅部直「「政治」とはどういうものか」
丸川哲史「中国のナショナリズムと日本のナショナリズム」
張競「戦後作家の中国体験について」
荻野アンナ「フランスの街角から世界を見る」

〈第5章 いま、日本は〉
浜矩子「経済は誰のために、何のために?」
本田由紀「変化する日本社会の中でどう生きるか」
五十嵐太郎「新国立競技場から現代建築を考える」
内藤千珠子「見えない暴力と「私」の居場所」

〈第6章 考え方を変えるヒント〉
松井孝典「俯瞰する時代」
松田行正「デザインと質感」
細見和之「詩を身近に感じよう」

『高校生と考える人生のすてきな大問題 桐光学園大学訪問授業』に関する情報

著者プロフィール

桐光学園中学校・高等学校 (トウコウガクエンチュウガッコウ・コウトウガッコウ)

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