LOOP 映像メディア学Vol.7

書誌情報

定価
1,980 円(税込)
ジャンル
シリーズ
刊行日
2017年03月30日
判型/ページ数
四六判 並製 392ページ
ISBN
978-4-86528-162-0
Cコード
C0070
装幀・装画
五十嵐哲夫/装幀

内容紹介

メディアアートの最先端を東京藝術大学から発信する「LOOP」最新号は、日本のアニメーションの黎明期から現在まで主要な作品や上映会、教育機関までを一望できる、山村浩二編「現代日本インディペンデントアニメーション年表」付! 2014年以来活動をつづけるリサーチ型アートプロジェクトのための人材育成プログラム「gendaiRAM」による国際シンポジウム「アジア零時」ほか主要な成果を収めた小特集、ならびに「コンテンポラリー・アニメーション入門」小特集では、現代日本のアニメーション事情をめぐる湯浅政明・和田淳・しりあがり寿との座談会に加え、ユーリー・ノルシュテイン監督インタビューも収録。アートの現在をめぐる本格論考、桂英史「序説 芸術の社会的な実践を考えるために」掲載。

目次

◉小特集「geidaiRAM」
1)国際シンポジウム「アジア零時」 龔卓軍×相馬千秋×高山明×桂英史(司会:林立騎)
2)「労働者」として携わるアート――人権と憲法から考える 須田洋平
3)闇・トラウマ・語り――《波のした、土のうえ》をめぐって 龔卓軍(翻訳:黃耀進+林立騎)
4)第1回国際アートプラクティス会議――アジア太平洋の芸術誌をめぐって
  オル太×リュウ・ルーシャン/玄宇民×シュウ・ファンツー/シュウ・ジャウェイ×林立騎
  ピーター・エッカソール/龔卓軍/ジェームズ・オリヴァー/高山明
  シンポジウム

◉小特集「コンテンポラリー・アニメーション入門」
1)モノとコト――ユーリー・ノルシュテイン インタビュー 山村浩二
2)現代日本のインディペンデント事情 湯浅政明×和田淳×しりあがり寿×山村浩二
 【資料|現代日本インディペンデント・アニメーション年表 山村浩二編】
3)ステレオスコープにおけるナラティブと抽象――テオドル・ウシェフ インタビュー 山村浩二
4)イジー・バルタ インタビュー――チェコアニメーションの伝統と前衛 伊藤有壱

論考|序説 芸術の社会的な実践を考えるために 桂英史
翻訳|ノイズ ベルト・ノイマン追悼(1960.11.9–2015.7.30)(翻訳:林立騎+セバスチャン・ブロイ)
総説論文|ASD型自己の臨床知を基礎とした芸術知についての試論 西條朋行+桂英史
研究論文|コロガル公園シリーズ 未来の公園の5つの特徴 会田大也+菅沼聖+城一裕
研究ノート|学術的文献に見るアニメーション・ドキュメンタリー ニコラス・グアリン・レオン

『LOOP 映像メディア学Vol.7』に関する情報

著者プロフィール

東京藝術大学大学院映像研究科 (トウキョウゲイジュツダイガクダイガクインエイゾウケンキュウカ)

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