人間にとって、表現者にとって〈セックス〉とは何なのか。伝説の劇場ジァンジァンの主が赤裸々に、真摯に思索する。シリーズ第7弾。
書誌情報
- 定価
- 1,980 円(税込)
- ジャンル
- 文芸・評論・エッセイ
- 刊行日
- 2017年11月30日
- 判型/ページ数
- 四六判 並製 216ページ
- ISBN
- 978-4-86528-188-0
- Cコード
- C0093
- 装幀・装画
- 鈴木美里/装幀、宮沢美智子/写真
内容紹介
誰もが性に悩んでた。誰もがこの難問に取り組んだ。人間にとって、表現者にとって〈セックス〉とはいったいなにか。伝説の小劇場ジァンジァンの劇場主が赤裸々に、そして真摯に思索する。好評シリーズ、第7弾。
死が人生最後の難問ならば、死の手前の大問題は〈セックス〉にある。
表現者にとって、いや、すべての人間にとって性とは何か。
晩年、未完の大著「性の歴史」3部作を世に問うたミシェル・フーコー。
「ヰタ・セクスアリス」「青年」で、文学の更新をはかった森鷗外。
共同幻想、対幻想によって個人から国家に至るまでの構造を説いた吉本隆明。
古今の知の探求者を道しるべに、あらためて、少年時代以来の難問と格闘する。 抉り出される欺瞞と隠蔽。
「ジァンジァン3部作」に続く、ジァンジァン劇場主・高嶋進の渾身の書、第7弾。