常設展へ行こう!
奥野武範
読めば、美術館が100倍おもしろくなる。ほぼ日人気連載の書籍化!
書誌情報
- 定価
- 2,750 円(税込)
- 電子書籍価格
- 2,420 円(税込)
- ジャンル
- 芸術・デザイン・写真
- 刊行日
- 2023年12月13日
- 判型/ページ数
- 四六判 並製 352ページ
- ISBN
- ISBN978-4-86528-402-7
- Cコード
- C0071
- 重版情報
- 2
- 装幀・装画
- 和田ラヂヲ/装画、松田行正+倉橋弘+内田優花/装幀
内容紹介
学芸員さんに常設展への「愛」を聞いてみたら...
初心者でも100倍楽しめるようになる
所蔵作品&コレクションの哲学が詰まってた!
◎装画&スペシャルゲスト/和田ラヂヲ(ギャグ漫画家)
◎寄稿エッセイ/和田彩花(アイドル)
珠玉の20世紀美術を堪能できる富山県美術館。
シャガールの巨大な舞台背景画に圧倒される青森県立美術館。
世界で唯一、モネから直接購入した《睡蓮》が見られる国立西洋美術館。etc.
全国12の美術館・博物館に常設展についてインタビューした
「ほぼ日」人気連載が、パワーアップして一冊の本になりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
美術館の特別展や企画展には多くの人が集まります。
一方、同じ美術館の常設展には……あんまり人がいません。
多くの場合、特別展チケットの半券で入れるのに。
有名な人気作家の作品がかけられているのに、です。
かくいう私も、わざわざ常設展を見に行くようなことは滅多にありませんでした。
それはじつに「もったいないことだった」と、いまでは思います。
各館の常設展で見る所蔵作品にこそ、創設者の思いや設立の経緯、収集の哲学が見てとれる。
何より、作品ひとつひとつに対する「誇り」や「愛」がにじみ出ています。
学芸員さんの口ぶりから、わかるんです。
みなさん、とっても「じまんげ」だから。
そして、学芸員さんの「じまん話」ほど、気持ちよく聞ける「じまん話」はないと感じます。
「はじめに」より
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【月刊美術】奥野武範『常設展へ行こう!』が紹介されました
【朝日新聞】サンキュータツオさんによる『常設展へ行こう!』の書評が掲載されました