自己を見つめる

自己を見つめる

ニーチェやハイデッガーらのことばをまじえ、崩れ落ちそうになる気持ちを支え引き締めてくれる

書誌情報

定価
1,781 円(税込)
電子書籍価格
1,781 円(税込)
ジャンル
シリーズ
刊行日
2009年09月30日
判型/ページ数
B6判 並製 300ページ
ISBN
978-4-903500-17-1
Cコード
C0030
重版情報
5
装幀・装画
松田行正/装幀

内容紹介

実感のこもった反響が続々届いている、静かなベストセラー!

放送大学空前の人気授業を叢書化。ニーチェやハイデッガーらのことばをまじえ、崩れ落ちそうになる気持ちを支え引き締めてくれる。「この授業、このテキストのおかげで、いまの私の人生がある」という元学生がいまもたくさんいる哲学の名著。
佐藤康邦氏、榊原哲也氏の解説付き。
【増補版を刊行しました】


 

「この本を読んで、もう一度前向きに生きようと思った」(50代男性)



「人は、多くの場合、無言のまま、誰にも相談することのできない、こうした人生の重大問題を抱えて、悩みながら生きている。私が本書『自己を見つめる』において、語りかけたいと思っている読者は、そうした優しく敏感で、傷つきやすい、心豊かな人、慰めもなく、苦しみながら、しかし立派に生きる務めを果たそうとしている人である」
(まえがきより)

目次

まえがき
第一章 経験
第二章 時間
第三章 境遇
第四章 遍歴
第五章 自己
第六章 生き甲斐
第七章 仕事
第八章 孤独
第九章 愛
第十章 他者
第十一章 世間
第十二章 運命
第十三章 不幸
第十四章 老い
第十五章 死
解説 放送大学における渡邊先生 佐藤康邦
渡邊哲学の真髄 榊原哲也

『自己を見つめる』に関する情報

著者プロフィール

渡邊二郎 (ワタナベ・ジロウ)

哲学者。東京大学名誉教授、放送大学名誉教授。1931-2008年。専攻は西洋近現代哲学。著書に『ハイデッガーの実存思想』『ハイデッガーの存在思想』(以上勁草書房)、『ニヒリズム』(東京大学出版会)、『構造と解釈』『英米哲学入門』『芸術の哲学』『はじめて学ぶ哲学』『現代人のための哲学』(以上ちくま学芸文庫)、『歴史の哲学』(講談社学術文庫)、『人生の哲学』(角川ソフィア文庫)などがあり、『渡邊二郎著作集』全12巻(筑摩書房)に集成されている。

『自己を見つめる』の感想をおくる

住所
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目55-12
ヴィラパルテノンB1
電話番号
(編集)03-5786-6030
(営業)03-5786-6031
ファックス
(共通)03-5786-6032
メール
info@sayusha.com
©   Sayusha All Rights Reserved.