私たちはメディアとどう向き合ってきたか 情報歴史学の新たなこころみ

私たちはメディアとどう向き合ってきたか

情報歴史学の新たなこころみ

新聞の誕生からグーグル問題まで、その光彩を描く6つの物語

書誌情報

定価
1,676 円(税込)
電子書籍価格
1,566 円(税込)
ジャンル
シリーズ
刊行日
2009年11月30日
判型/ページ数
B6判 並製 6206ページ
ISBN
978-4-903500-22-5
Cコード
C0336
装幀・装画
松田行正/装幀

内容紹介

歴史の真の主役はメディアである。 通信のための海底ケーブルの敷設と、プルーストやジョイスの小説のテーマの思いがけないつながりを指摘するなど、新聞の誕生からグーグル問題まで、その光彩を描く6つの物語。

「メディアを通して伝えられた膨大な記録が、やがて新たな経験を生み出していくのである。新たなメディアはこうした記録と記憶の再生のメカニズムを、個々の具体的事例を歴史的文脈と社会状況のなかに位置づけて力会するこころみである」(本文より)

目次

第一章 新聞はこうして誕生した
第二章 通信技術が変えた時間意識
第三章 写真術をめぐる苦闘
第四章 政治に翻弄された映画
第五章 書物から電子テクストへ
第六章 新たなメディア論のこころみ
あとがき
参考文献

『私たちはメディアとどう向き合ってきたか 情報歴史学の新たなこころみ』に関する情報

著者プロフィール

柏倉康夫 (カシワクラ・ヤスオ)

1939年東京生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。NHK解説主幹、京都大学大学院文学研究科教授を経て、放送大学教授・副学長・附属図書館長。現在同大学名誉教授。京都大学文学博士。フランス共和国国家功労勲章シュヴァリエを叙勲。主な著書に『マラルメ探し』『生成するマラルメ』『アンリ・カルティエ=ブレッソン伝』、『パリの詩・マネとマラルメ』、『指導者はこうして育つ フランスの高等教育グラン・ゼコール』『石坂洋次郎「若い人」をよむ 妖しの娘・江波恵子』『ノーベル文学賞』。『評伝梶井基次郎 視ること、それはもうなにかなのだ』『敗れし國の秋のはて 評伝堀口九萬一』『私たちはメディアとどう向き合ってきたか』『思い出しておくれ、幸せだった日々を 評伝ジャック・プレヴェール』、訳書にS・マラルメ『賽の一振りは断じて偶然を廃することはないだろう』、J・L・ステンメッツ『マラルメ伝』などがある。

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