学校と社会の現代史
竹内洋
戦後日本の教育の移り変わりを見つめ、教育への信頼を取り戻すための1冊
書誌情報
- 定価
- 1,781 円(税込)
- ジャンル
- 教育・心理
- シリーズ
- 放送大学叢書
- 刊行日
- 2011年09月30日
- 判型/ページ数
- B6判 並製 196ページ
- ISBN
- 978-4-903500-64-5
- Cコード
- C0337
- 装幀・装画
- 松田行正/装幀
内容紹介
高度成長・教育の大衆化時代に、受験戦争やいじめなど幾多の問題の噴出した日本の教育システム。その歴史的変遷をたどり、大衆化して行く姿、英国パブリックスクールを理想像としてきたことの功罪を検討する。
震災後社会の教育は、清水幾太郎のいう若さからくる不思議な新しい力を伸ばしていくものでありたい。そして、「この世界を自分が生まれたときよりも少しでも良いものにしてこの世を去りたい」(J・S・ミル)という高貴な思いを万人がもつような教育でありたい。(「まえがき」より)