ジァンジァン終焉
高嶋進
ねぶた祭に竹山を想い、恐山に寺山の姿をみる。 伝説の小劇場ジァンジァンの劇場主・高嶋進が描く、人生とは、死とは。魂の列島巡礼記。ジァンジァン3部作完結篇
書誌情報
- 定価
- 1,870 円(税込)
- ジャンル
- 文芸・評論・エッセイ 芸術・デザイン・写真
- 刊行日
- 2013年12月30日
- 判型/ページ数
- 四六判 並製 188ページ
- ISBN
- 978-4-903500-66-9
- Cコード
- C0093
- 装幀・装画
- 永利彩乃/装幀、東辻賢治郎/イラスト
内容紹介
サブカルの聖地・渋谷ジァンジァン。その劇場主だった高嶋進は、その舞台裏とさまざまな出会いを『ジァンジァン狂宴』『ジァンジァン怪傑』(ともに左右社、2013)ではじめて語った。語られる幾多の出会いの中でも、とりわけ強烈な〈魂〉の存在を著者に焼き付けていったのは、高橋竹山であり、寺山修司であった……。
彼岸に渡りし友を追悼し、終焉の地を探して青森のねぶた祭、長崎の精霊流しを見、霊場恐山の地獄をめぐる。己の内面に錘を下ろし、幽明の境で思索する魂の巡礼記。ジァンジァン3部作完結篇。