【西日本新聞】河野聡子さんによる『アフター・アガサ・クリスティー』の書評が掲載されました
『西日本新聞』(2023年10月14日号)にて、詩人・河野聡子さんによるサリー・クライン『アフター・アガサ・クリスティー』の書評が掲載されました。以下、一部抜粋です。
本書の主題は大きくふたつある。ひとつは1920年代から現在までの百年のあいだに、女性作家が犯罪小説にどのような変化を加えたのか、彼女たちが創造したキャラクターやストーリーの特徴、またそれは男性作家とどのようにちがったのかを論じること。もうひとつは、犯罪小説を書く女性作家はどのような人たちなのか、という問いだ。犯罪小説を書く動機、自分が創造した主人公に何をさせたいのか、小説に暴力を描くことについてどう思っているのか。著者はこれらの問いに対し、インタビューで答えていく。
素敵な書評をありがとうございました。