【WEB本の雑誌】河野寛子さんによる『汚穢のリズム』の書評が掲載されました
『WEB本の雑誌』(2024年3月21日号)「横丁カフェ」コーナーにて、書店員・河野寛子さんによる酒井朋子、奥田太郎、中村沙絵、福永真弓著『汚穢のリズム きたなさ・おぞましさの生活考』の書評が掲載されました。以下、一部抜粋です。
汚穢は想像以上に間口が広く、レベルやグラデーションを理解しないと、融合のあり方に気づくことができない。骨は折れるが自分の一部が汚穢と混じり合う融合部分を、グロテスクとみるのか豊かとするのか、いずれにしても濁りを楽しんだもん勝ちのようにすら思えてくる。
素敵な書評をありがとうございました。