【AERA】『ゴーイング・メインストリーム』の著者インタビューが掲載されました
『AERA』(2024年8月12日-19日合併号)にて、ジャーナリスト・大野和基さんによる『ゴーイング・メインストリーム』の著者インタビュー、「潜入捜査でしか分からない組織の実情 Z世代を狙う過激主義組織の巧妙なグルーミング」(2024年8月17日)が掲載されました。以下、抜粋です。
「今は誰もが過激主義思想に陥りやすい時代ですが、その最大の要因は我々が多次元の危機の連鎖の中にいることです。ヘルス危機、インフレ危機、ウクライナ、ガザなど安全保障の危機がグローバルレベルで火花を散らしています。過激主義組織に潜入してメンバーに話を聞きましたが、多くの人が自分の将来にかなり不安を感じていることがわかりました。過激主義者らはその不安をさらに煽り、既存制度への不信を増大させます。彼らはその解決策を与えてくれるような気持ちにさせます」
日本のアニメやポップカルチャーも過激主義組織に悪用されており、日本にもメンバーがかなりいるというから対岸の火事ではない。誰もが過激主義の餌食になる時代。自分には関係ないと思っている人ほど読んでほしい作品である。
掲載いただきありがとうございました。