淳ちゃん先生のこと

  • 著者:重金敦之
  • 装丁:吉澤正 挿画:大野雍幸
  • 定価:本体1800円+税
  • 228ページ
  • 2018年12月10日 第1刷発行
  • 978-4-86528-217-7

わたしがはじめて渡辺淳一にあったのは、日本中が万博に湧いた1970年だったーー。
デビュー以来第一線を走り続け、「失楽園」「愛の流刑地」「遠き落日」など数多くのベストセラーを生み出した最後の流行作家、渡辺淳一。
そのデビューから最期まで編集者として並走した著者による珠玉の回想記

死んでみた

  • 著者:高嶋進
  • 装幀:鈴木美里、写真:宮沢美智子
  • 定価:本体1800円+税
  • 四六判並製/224ページ
  • 2018年10月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-215-3

信越のある村、一家十四人家族に生まれ、戦争とその後の移りゆく時代を真摯に生きた一人の女性がいる。人間関係の荒波に翻弄されたその人生を描き切る、ジァンジァン劇場主渾身のラストメッセージ。

もう一人の吾行くごとし秋の風 村次郎 選詩集

  • 著者:村次郎
    選者:管啓次郎
  • 装幀:五十嵐哲夫
    企画:八戸ブックセンター
  • 定価:本体1800円+税
  • 46判・並製/160ページ
  • 2018年10月30日 第一刷発行
  • 978-4-86528-214-6 C0095

えんえんと歩き観察する、幻の詩人
八戸・鮫に生まれた詩人・村次郎。
伊東静雄、中村真一郎、芥川比呂志、白井浩司らと交遊し、堀田善衛の小説にも登場している。
彼の『全詩集』から詩人・管啓次郎が心打たれた70 篇をセレクション。
「彼の前にはいつも彼自身が歩いているようだった。
 彼が残した言葉が、今帰ってきた。」

吉田修一論 現代小説の風土と訛り

  • 著者:酒井信
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体2300円+税
  • 四六判変型並製/336ページ
  • 2018年9月30日
  • 978-4-86528-210-8

『パレード』から『悪人』、そして『国宝』までほぼ全作品を網羅。もの哀しさと可笑しさを合わせ持つ土地「長崎」から、吉田作品が描く「悪」と「感情」を照らし出す。現代の「悪」を描き、誰もが抱える「寂しさ」に触れる吉田作品の魅力を解き明かす吉田修一ファン必携の1冊。

句集 不純

  • 著者:山田耕司
    編者:佐藤文香
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
    装画:山口晃
  • 定価:本体1500円+税
  • 四六判上製/135ページ
  • 2018年7月31日
  • 978-4-86528-206-1

俳人佐藤文香プロデュース。
山田耕司の第二句集。
変でポップな重低音が秀でた言葉に響く。
現代重要の俳人の最新句集は、
インパクト大にしてマイペースなリズムを刻む。

LOOP 映像メディア学Vol.8

  • 東京藝術大学大学院映像研究科=発行、左右社=発売
  • 装幀:五十嵐哲夫
  • 定価:本体1000円+税
  • 四六判並製/144ページ
  • 2018年6月 発行
  • 978-4-86528-207-8

メディアアートの最先端を東京藝術大学から発信する「LOOP」最新号。ポスト・メディア時代ともいうべき現在のアーカイヴをめぐる論考、桂英史「ポスト・アーカイヴ型アーキテクチャをめぐって」、近年ブームとも呼べる状況にあるアーニメーション・ドキュメンタリーについて、国際的に活躍するマチュー・ラベェユ監督を招いたインタビュー、アラン・ベルガラを迎えた特別講義の模様などを収めます。

HATE! 真実の敵は憎悪である。

  • 著:松田行正
  • 装幀:松田行正
  • 定価:本体2500円+税
  • 46判変型/384ページ
  • 2018年7月15日 第一刷発行
  • 978-4-86528-205-4 C0070

「動くものはすべて殺せ」「ラット(彼ら)を駆除せよ!」
黒人、黄色人、ユダヤ人にふりかかった、人種差別の表現史。


害虫、シラミと忌み嫌われ、結婚や輸血が禁止された。サルとして蔑まれ、悪魔やレイプ犯と恐れられた人々は、残虐に殺され、凌辱された。
第二次世界大戦、アウシュビッツ、ベトナム戦争、異人種感婚姻禁止、ポスター、会話、映画、音楽……。歴史と風俗を混在させる筆致が、当時の気配を立ち上がらせ、差別をエスカレートさせてきた手法を浮き彫りにする。現代の足場を揺さぶる、最悪の表現史。

硯の中の地球を歩く

  • 著:青栁貴史
  • 装幀:松田行正
  • 定価:本体1650円+税
  • 46判・並製/160ページ
  • 2018年7月15日 第一刷発行
  • 978-4-86528-203-0 C0093

 職業は製硯師。ワイルドでワンダーな仕事。硯に魅せられ、世界一墨が磨れる石を探しに、命がけで中国の秘境へ。
 中国人に怪しい変人と警戒されながら石を採り、その石を山賊に襲われても自動車にひかれても守り持ち帰る。削った石の味を確かめながら究極の硯を完成。お気に入りの硯とは一緒にお風呂に入る。石を手で削るという地味にして肉体酷使の作業ゆえ、一年でつくる硯はたった3面! 目指すは地球外硯! 
 常識はずれのエピソード満載の硯ハンター・ノンフィクション。太古からある文房具のうんちくも得られます。カラーページ32頁。

源氏物語 A・ウェイリー版第2巻[全4巻]

  • 著者:紫式部
    英訳:アーサー・ウェイリー
    日本語訳:毬矢まりえ+森山恵姉妹訳
    エッセイ:瀬戸内寂聴
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体3200円+税
  • 四六判上製/704ページ
  • 2018年7月14日 第1刷発行
  • 978-4-86528-198-9

徹夜で読了しました(瀬戸内寂聴)

まるで「ベルばら」の王朝ロマン(斎藤美奈子)

明石の地に流されていたシャイニング・プリンス、ゲンジの運命は一転!
我が子をエンペラーに昇らせ、恋人たちを建てたばかりの新御殿に住まわせ、我が世の春を謳歌する!

100年前、ヨーロッパ中を夢中にさせたアーサー・ウェイリーの名訳を、再び現代語に訳し戻したとき、
蘇ったのは、恋に生き、愛に涙する女性たち、運命の変転と格闘する男性たちの生々しいまでのドラマだった。
大好評、話題のウェイリー版源氏物語、第2巻刊行!

今という驚きを考えたことがありますか THINKING「O」015号

  • 著者:大澤真幸  ゲスト:永井均
  • 装幀:松田行正+杉本聖士
  • 定価:本体1350円+税
  • 46判並/136ページ
  • 2018年6月10日 第一刷発行
  • 978-4-86528-202-3 C0036

「時間は実在しない」。だとしたら今感じているこの〈今〉とは一体なんなのかーー。大澤真幸が、哲学者永井均を迎えて、マクタガートの『時間の非実在性』に対峙する、大澤真幸個人思想誌15号。
〈今〉の不思議と〈私〉の不思議、そして神の存在が共振するとき、マニアックな問いは、生きることのすべてにつながる問いへと変わる。マクタガートを超えていく対談と、大澤真幸論文「時間の実在性」などを収録。