まったく新しい旅の本のシリーズが始まります。第一弾は、旅のエッセイといえばこの人、管啓次郎さん。ハワイと台湾南端の蘭嶼の風と光を伝える文章から、島の音響が聞こえてきます。ひとと緑と風が美しいカラー写真64ページ!
「エッセー(essai=試み)とは、またそれ自体がジャーニー(journey=一日分の徒歩旅行)でもあった—」書物をめぐるエッセイでもあり、紀行文でもあり、卓抜な批評でもある。美しい文章で綴られた読書の快楽を堪能する1冊。
読売文学賞受賞作家・管啓次郎による、現在を、過去を、森を、海岸を、光を、風を、人間を、圧倒的スケールで描く連作詩集! イメージが明滅し交錯する——。「Agend’Ars」シリーズ第4弾。この一冊で、詩人・管啓次郎の誕生を告げる連作16行詩のこころみは完結。
「管啓次郎は、批評を紀行にしてしまう思想の一匹狼、もしくは詩的なコヨーテだ。 ——堀江敏幸」
「小さな名著と呼ぶにふさわしい。それは、他の誰にも真似できない。 ——若島正」
連作16行詩64篇からなる、『Agend’Ars』につぐ第2詩集。