お知らせ

門前喜康川柳句集『揺振摺』が神戸新聞に紹介されました

門前喜康川柳句集『揺振摺 VIVRE 生きる 1995~2015』が神戸新聞朝刊(2015年5月30日付け)にて紹介されました。 川柳作家・門前喜康(きこう)として初句集『揺振摺』を出版した。本名の喜康(よしやす)では、サンテレビの名物報道マンとして活躍。句にも鋭い批評眼とユーモアセンスが光る。 「阪神・淡路大震災が私の原点。丸20年での出版は感無量です」…

時制論 Agend’Ars4  管啓次郎詩集

読売文学賞受賞作家・管啓次郎による、現在を、過去を、森を、海岸を、光を、風を、人間を、圧倒的スケールで描く連作詩集! イメージが明滅し交錯する——。「Agend’Ars」シリーズ第4弾。この一冊で、詩人・管啓次郎の誕生を告げる連作16行詩のこころみは完結。

Agend’Ars 管啓次郎詩集

ヒトの行動は、きみが地表のどこにいようと、つねにエレメントの流動に全面的に巻きこまれている。エレメントの詩でないような誌は、行動の詩でないような詩とおなじく、存在しない。詩の読み書きは私たちを絶えずエレメントの力にさらし、そのまま次の行動へと駆り立てる。そして次の行動、それはいつも、ただ単純にいって、生きることだ。(「あとがき」より) 管啓次郎(すが・けい…