書誌情報
- 定価
- 2,750 円(税込)
- 刊行日
- 2023年05月19日
- 判型/ページ数
- 四六判 並製 448ページ
- ISBN
- 978-4-86528-366-2
- Cコード
- C0036
- 装幀・装画
- 服部一成/装幀
内容紹介
セックスって本当に必要?
交際・結婚していたらセックスするのは当たり前?
「男らしく」あるために、男がセックスを主導しなければというプレッシャー。
恋愛と友情を区別するのはセックスなのか。
同性同士の恋愛ではいつもセックスが中心にされる。
フェミニストはいつだって性的に奔放?
「性的に抑圧されているムスリム女性」「性に関心のない障害者」「おしとやかなアジア人女性」というステレオタイプとアセクシュアルの狭間で葛藤。
恋愛、障害、フェミニズム、男らしさ、アイデンティティ、人種──
ロマンティック・アセクシュアルの当事者である著者が、「他者に性的に惹かれない」というアセクシュアルの視点から、私たちの常識を揺さぶる。
著者の経験と100人のインタビューにもとづく唯一無二のルポエッセイ。
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ゴシップは、キスや熱愛を中心に繰り広げられる。誰かと会話するとき、セックスは──誰がしそうで、誰がするかもしれなくて、誰がしたがっているのか──極めて重要な話題になる。たとえ誰も何もしていなくてもだ。そんなふうにみんなが新たにこぞってとりつかれている考えが理解不可能なものに思われることもある。他のみんなの脳がハイジャックされてしまったみたいだ。(本書より)
【anan】松尾亜紀子さんに『ACE』をご紹介いただきました
【毎日新聞】『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』に関する記事が掲載されました
【図書新聞】三宅大二郎さんのアンジェラ・チェン『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』の書評が掲載されました
【朝日新聞】『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』の編集者インタビューが掲載されました
【週刊読書人】鮎川ぱてさんによる『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』の書評が掲載されました
【週刊エコノミクス】荻上チキさんによる『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』の書評が掲載されました