スティーヴ・ライヒ対談集

スティーヴ・ライヒ対談集

現代最高峰の作曲家スティーヴ・ライヒの著書、初の邦訳!

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書誌情報

定価
5,610 円(税込)
ジャンル
刊行日
2025年05月10日
判型/ページ数
四六判 上製 456ページ
ISBN
978-4-86528-469-0
Cコード
C0073
重版情報
1
装幀・装画
米山菜津子/装幀

内容紹介

【邦訳版特別インタビュー収録】
スティーヴ・ライヒの著書、初の邦訳!

「自分がやっていることを何と呼ぶかと聞かれたら「音楽 」と呼ぶほかありません」
ミニマル・ミュージックの先駆者にして、現代音楽、ロック、テクノ、電子音楽など各方面に多大な影響を及ぼした、現代最高峰の作曲家が語る。

スティーヴ・ライヒが、親交の深い作曲家、演奏家、ヴィジュアル・アーティストらと対談。
《Drumming》《Music for 18 Musicians》《The Cave》《Tehillim》などの重要な自作を語りながら、 影響を受けた作曲家、交流したアーティスト、当時の文化的背景などが明らかになる。


【対談した人物】
デイヴィッド・ラング
ブライアン・イーノ
リチャード・セラ
マイケル・ゴードン
マイケル・ティルソン・トーマス
ラッセル・ハーテンバーガー
ロバート・ハーウィッツ
スティーヴン・ソンドハイム
ジョン・シェーファー
ジョニー・グリーンウッド
デイヴィッド・ハリントン
エリザベス・リム= ダットン
デイヴィッド・ロバートソン
ミカエラ・ハスラム
アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
ジュリア・ウルフ
ニコ・ミューリー
ベリル・コロット
コリン・カリー
ブラッド・ラブマン

はじめに

1 デイヴィッド・ラング

2 ブライアン・イーノ

3 リチャード・セラ

4 マイケル・ゴードン

5 マイケル・ティルソン・トーマス

6 ラッセル・ハーテンバーガー

7 ロバート・ハーウィッツ

8 スティーヴン・ソンドハイム

9 ジョニー・グリーンウッド

10 デイヴィッド・ハリントン

11 エリザベス・リム= ダットン

12 デイヴィッド・ロバートソン

13 ミカエラ・ハスラム

14 アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル

15 ジュリア・ウルフ

16 ニコ・ミューリー

17 ベリル・コロット

18 コリン・カリー

19 ブラッド・ラブマン

邦訳版 特別インタビュー
謝辞
索引

『スティーヴ・ライヒ対談集』に関する情報

スティーヴ・ライヒ (スティーヴライヒ)


1936年ニューヨーク生まれ。1957年にコーネル大学で哲学の学位を取得。その後2年間、ホール・オーヴァートンに作曲を師事し、1958年から1961年までジュリアード音楽院で学ぶ。1963年にミルズ・カレッジで音楽の修士号を取得。バリ島のガムラン、アフリカのドラミング、ヘブライ語聖書の伝統的な詠唱形式を研究した。

《Double Sextet》で2009年にピューリッツァー賞を受賞。《Different Trains》、《Music for 18 Musicians》、サード・コースト・パーカッションによって演奏されたパーカッション作品のアルバムがグラミー賞を受賞。そのほか、東京で高松宮殿下記念世界文化賞、ストックホルムでポーラー音楽賞、ヴェネツィア・ビエンナーレで金獅子賞、アメリカ芸術文学アカデミーの音楽部門ゴールドメダルなど受賞歴多数。1960年代から70年代にかけてコロムビア・マスターワークス、ドイツ・グラモフォン、ECMレコードにより多くの作品がレコーディングされ、そして1985年からはノンサッチ・レコードと独占的レコーディング契約を開始。世界中の若い世代の作曲家や主流のミュージシャン、アーティストに影響を与え続けている。

大西穣 (オオニシ・ジョウ)


翻訳家、音楽批評。フェリス女学院大学講師。訳書に『ナディア・ブーランジェ』(彩流社)、ジョン・ケージ『作曲家の告白』(アルテスパブリッシング)がある。

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