【VERY】柚木麻子さんによる『わたしが先生の「ロリータ」だったころ』の書評が掲載されました
雑誌『VERY』(2022年8月号)「VERYママ書店」のコーナーで、『わたしが先生の「ロリータ」だったころ』が小説家の柚木麻子さんにより紹介されました。
以下一部抜粋します。
愛と信じたものが実は加害だった。アリソンは絶望を乗り越えて教師となる。彼女が次世代の少女たちに目を向けた瞬間、その痛みは希望へと変換されていく。名作文学によって支配されていたアリソンが、ニックが絶対に持ち得ない知性と洞察力で『ロリータ』を読み解き、生徒を指導するうちに、自らも解放されていく様子は、こちらとしても力がみなぎってくる。
素敵な書評をありがとうございました。