『信濃毎日新聞』2023年2月11日書評欄にて、南 阿沙美『ふたりたち』をご紹介いただきました。評者は相撲・音楽ライター、和田靜香さん。

以下、一部抜粋です。

　なにせ南さんは写真を撮るように文も書く。南さんの目が見たまま、説明くさくなく、それぞれの関係性や人柄が、どこか軽妙に浮かび上がる。ひょうひょうとしていて、楽しげ。色合いが美しく、みんな取り繕ったところのない、いい顔をしている（のが文章にも表れている）。南さんがそういうふうに人を見て、接するのだろう。（中略）現在進行形で大変であっても、目の前の今を生きる姿を南さんが捉えて描くと、その人たちが持つたくましさも見えてくる。

素敵なご紹介ありがとうございます！