ふたりたち
南 阿沙美
都築響一さん推薦! 最注目の写真家・南 阿沙美が「ふたり」をテーマとした、初のエッセイ集。
書誌情報
- 定価
- 2,200 円(税込)
- 電子書籍価格
- 2,200 円(税込)
- ジャンル
- 文芸・評論・エッセイ
- 刊行日
- 2022年11月22日
- 判型/ページ数
- 四六判 並製 204ページ
- ISBN
- 978-4-86528-344-0
- Cコード
- C0095
- 装幀・装画
- 名久井直子/装幀
内容紹介
踏み込みすぎるちょっとだけ手前で写しとられた人生いろいろ。
こんなふうにまっすぐ人間を見られる南さんがうらやましい。――都築響一
『MATSUOKA!』『島根のOL』で話題の写真家・南 阿沙美による、はじめてのエッセイ集。
友人、夫婦、仕事仲間、親子、人と犬……12通りの「ふたり」の気配を、写真と文章で描き出す。
一番小さくて、一番大きな物語。
関係がそうそう切れない親子、誓うつもりもなかったがなんだかずっと一緒にいてしまうふたり、つかず離れずのちょうどいいふたり。別れたはずがまたくっついたふたり。
(中略)
自分はひとりだなあ、という人が、さみしくならないような本を作りたかった。
それは、私のためでもあった。
私もひとり。この本に出てきた人もみんなひとりずつ。
誰かとふたりになった時に、またおもしろい自分に出会えるように。
私は、そんなふたりをひとり自分の位置から眺めて、写真を撮って、思い出す。
――本書「あとがき」より
【信濃毎日新聞】『ふたりたち』ご紹介
【すばる】辻山良雄さんが『ふたりたち』をご紹介
【北海道新聞】『ふたりたち』ご紹介
【週刊新潮】渡邊十絲子さんが『ふたりたち』をご紹介
【朝日新聞】鷲田清一さんが『ふたりたち』をご紹介
【西日本新聞】『ふたりたち』ご紹介