【共同通信】本岡典子さんによる『ハレルヤ村の漁師たち』の書評が掲載されました
ノンフィクション作家・本岡典子さんによる、初見かおり『ハレルヤ村の漁師たち スリランカ・タミルの村 内戦と信仰のエスノグラフィー』の書評が共同通信より配信されました。福島民報、四国新聞などに掲載されています。
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行方不明者を含め十万人もの犠牲者を出したとされる内戦末期の激戦地で、大学院生だった著者は住民の生活に溶け込み、文化人類学の調査に没頭した。本書はその記録を基に書かれたこん身のリポートである。
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国際社会の目が届きにくい辺境の「現場」に飛び込んだ若き研究者の情熱が本として形になったことに心から感謝したい。
本書が日本でなかなか知らされることの少ない出来事、そこで信仰とともに生きる人びとの姿を取り上げている点に注目していただきました。ありがとうございました。