これから

石川直樹 × 石戸諭 × 東辻賢治郎「歩くことで見えてくるもの」レベッカ・ソルニット『ウォークス 歩くことの精神史』刊行記念@青山ブックセンター本店

ふと名案が浮かんだり、動揺していた気持ちが落ち着いたり。歩くことが私たちの気持ちのあり方に深く関わっているのは、誰しもが納得できることでしょう。この夏翻訳刊行されたレベッカ・ソルニット『ウォークス 歩くことの精神史』は人類学、宗教、文学、芸術、レジャー、都市論など、広大なジャンルをフィールドに、〈歩くこと〉と思考と文化の結びつきを描き出します。
このたびお招きするのは、エベレストをはじめとする世界中の高峰から、国東半島や新潟、知床半島などの日本の土地まで、あらゆる場所を旅しながら作品を発表し続ける写真家・石川直樹さん。そして東北からチェルノブイリへーー土地土地を歩き「2011年3月11日」からを生きる人びとの物語を描いたノンフィクション『リスクと生きる、死者と生きる』を刊行したジャーナリストの石戸諭さん。歩くことでどんな風景が広がってゆくのか。さまざまな土地を旅し、歩いてきたお二人とともに、〈歩くこと〉が作品や取材にどのように結びついているか、大部な本書をどのように読んだのか、翻訳者の東辻賢治郎さんを交えて自由に語り合っていただきます。
日 時:2017年11月22日 (水)19:00〜20:30
会 場:青山ブックセンター本店内・大教室
出 演:石川直樹、石戸諭、東辻賢治郎
料 金:1,350円(税込)
定 員:110名
詳細・ご予約:青山ブックセンターイベント情報ページ
(近日中に情報アップ、受付スタート予定です。2017/10/21/18:30)

プロフィール
石川直樹 いしかわ・なおき
1977年東京生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最近では、ヒマラヤの8000m峰に焦点をあてた写真集シリーズ『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』『K2』(SLANT)を5冊連続刊行。最新刊に写真集『知床半島』(北海道新聞社)『DENALI』(SLANT)、著書『ぼくの道具』(平凡社)がある。現在、千葉・市原湖畔美術館にて個展『この星の光の地図を写す』開催中。

石戸諭 いしど・さとる
1984年生まれ、東京都出身。2006年立命館大学法学部卒業、同年に毎日新聞入社。岡山支局、大阪社会部、デジタル報道センターを経て、2016 年1月にBuzzFeed Japan に入社。2017年に著書『リスクと生きる』(亜紀書房)を刊行。






東辻賢治郎 とうつじ・けんじろう
1978年生まれ。翻訳家、建築・都市史研究。関心領域は西欧初期近代の技術史と建築史、および地図。


吉増剛造×金子遊「人類から〈つくること〉があふれ出す」ティム・インゴルド『メイキング 人類学・考古学・芸術・建築』刊行記念@青山ブックセンター本店

ラインズ 線の文化史』が評判となった、イギリスの人類学者ティム・インゴルド。
このたび刊行された邦訳第2弾『メイキング 人類学・考古学・芸術・建築』は、〈つくること〉をキーワードに人類学と考古学、芸術、そして建築をあつかう文化人類学の冒険の書だ。
これら4つの概念をひとしく「世界を探究する技術」として捉えなおしたならば、どんな風景が広がるだろう。
そのために石器を試作し、浜辺を歩き、ある1体の彫像を1週間観察する……。

すべての「つくるひと」に向けられた本書を、写真や映像作品、近年は美術作品をもつくりだす詩人・吉増剛造さんであれば、どのように読むのか。
訳者のひとりである批評家・金子遊とのトークセッションのなかで、人類における〈つくること〉の源へと遡行し、そこからあふれ出す創造行為の豊かさを祝福する。
終了後、登壇者によるサイン会も開催します。

日 時:2017年11月14日 (火)19:00〜20:30
会 場:青山ブックセンター本店内・大教室
出 演:吉増剛造、金子遊
料 金:1,350円(税込)
定 員:110名
詳細・ご予約:青山ブックセンターイベント情報ページ



プロフィール
吉増 剛造(よします・ごうぞう)
1939年東京都生まれ。詩人。文化功労者。日本藝術院会員。
慶應義塾大学文学部国文科卒業。現代日本を代表する先鋭的な詩人として、国際的に高い評価を受けている。 短いサラリーマン生活を経て詩作に専念。1964年、処女詩集『出発』(新藝術社)を出版。代表的詩集に『黄金詩篇』(思潮社、高見順賞受賞)、『熱風 a thousand steps』(中央公論社、藤村記念歴程賞受賞)『オシリス、石の神』(思潮社、現代詩花椿賞受賞) 『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(集英社、芸術選奨文部大臣賞受賞) 『表紙』(思潮社、毎日芸術賞受賞)『怪物君』(みすず書房)などがある。
詩の朗読パフォーマンスの先駆者の一人で海外でも積極的に朗読ライブを開催、「KAMIKAZE GOZO」とセンセーションを巻き起こす。その他にも自身の詩と組み合わせた写真表現や映像作品、オブジェの製作など、多彩な創作活動を展開している。2016年には東京国立近代美術館で大規模な回顧展「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」が開催され大きな話題を集めた。


金子 遊(かねこ・ゆう)
1974年、埼玉県生まれ。批評家、映像作家。慶應義塾大学非常勤講師。映像、文学、文化人類学を領域横断的に研究。著書に『辺境のフォークロア』(河出書房新社)『異境の文学』(アーツアンドクラフツ)『映像の境域』(森話社)『ドキュメンタリー映画術』(論創社)。共訳書にマイケル・タウシグ著『ヴァルター・ベンヤミンの墓標』(水声社)、ティム・インゴルド著『メイキング 人類学・考古学・芸術・建築』の訳者のひとり。


枡野浩一×佐藤文香 「アンソロジーってそんなにいいの?」 『天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック』(左右社)刊行記念@荻窪Title

佐藤「俳句の若手のアンソロジーできました!」

枡野「「鳩よ!」の枡野浩一句会潜入ルポが出てきました」

佐藤「おっと、それは読みたいです」

枡野「私は句会はわりと参加してるんですよ、でも歌会は未経験」

佐藤「!? 私なんか句会は毎月2回は必ずだし、歌会も出たりしますよ」

枡野「アンソロジーも未収録です」

佐藤「私、つくっちゃいましたけど……」

というわけで、歌会未経験(句会は出ている)&アンソロジー未収録歌人・枡野浩一と、指導句会アリ&アンソロジーつくった俳人・佐藤文香の、ざっくばらんトーク。歌会や句会の話、世代で括ること、自選・他選の問題、アンソロジーに入る良し悪しや代表作とは何かなど、どこから始まってどこで終わっても面白いこと間違いなし。アンソロジーに収録されなかった人にこそ来てほしいイベントです!
日 時:2017年10月20日 (金)19:30〜21:00頃
会 場:荻窪 Title 1階特設スペース
出 演:佐藤文香・枡野浩一
料 金:1000円+1ドリンク500円
定 員:25名
詳細・ご予約:Title
天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック



 



枡野浩一(ますの・こういち)

歌人。1997年、歌集『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』を2冊同時刊行してデビュー。今年、20周年を記念してクラウドファンディングで世界初Tシャツ歌集『MASUNOTANKA20TH』20首を企画、支援額は目標額の370%となった。漫画化された短歌小説『ショートソング』など40冊以上の本を商業出版しており、高校の国語教科書(明治書院など2社)に代表作が載っているが、最近まで短歌のアンソロジーに呼ばれたこともなかった。デビュー当時「青山俳句工場」の句会によく参加していたが、歌会には参加したことがない。マガジンハウス「鳩よ!」に、ホトトギス、沖、炎環、未定、豈、童子の、句会潜入ルポを書いたことがある。(写真/植本一子)



佐藤文香(さとう・あやか)

俳人。1985年兵庫県生まれ。池田澄子に師事。第2回芝不器男俳句新人賞にて対馬康子奨励賞受賞。アキヤマ香「ぼくらの17-ON!」①~④(双葉社)の俳句協力。句集『海藻標本』(宗左近俳句大賞受賞)、『君に目があり見開かれ』、詩集『新しい音楽をおしえて』、共著『新撰21』、編著『俳句を遊べ!』、『大人になるまでに読みたい15歳の短歌・俳句・川柳②生と夢』。

 

これまで