【週刊読書人】稲垣智則さんによる『日本における「私」の姿』書評が掲載されました
『週刊読書人』(2024年8月23日号)に、臨床心理士・稲垣智則さんによる猪股剛編著『日本における「私」の姿』の書評が掲載されました。以下、抜粋です。
著者たちは、かなり個人的な実体験から書き始め、様々な作品を引用し、照らし合わせ、その実体験がどのような意味を持ちうるのか、必死に探ろうとしている。その過程で「私は何者か」ということを掘り進めようとしている。心理療法家とはどのような人たちで、どのようなことを考えているのか、その生のデータに近づきたいのであれば、本書はかなり貴重だ。心理療法家が、これほどプライベートな内容を記して出版することは、そう多くはない。
稲垣智則さん、素敵な書評をありがとうございました。