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刊行目録
青時雨[藍花俳句会]|和久史
ブカレスト目覚めし夜半の星涼し
夏帽子鍔の広さを持て余し
千年の楠の身ぶるい青時雨
夢のあとさき[藍花俳句会]|岐志津子
むつまじき鳩に軒貸す桜東風
夏薊刺ある花で押し通す
紙風船膨らみきれぬ夢ひとつ
青葉風[藍花俳句会]|阿部要
椿落つその瞬間を告げもせで
転んでも起こさぬつもり子供の日
野球部のまずは遠投雲の峰
花の旅[藍花俳句会]|武林秀子
一水に枝を広げて合歓の花
てのひらに葡萄の重み日のぬくみ
寂しさよ石楠花の下行く時も
花木槿[藍花俳句会]|三崎美佐代
母在すことの嬉しき蓬摘む
泰山木母の目線に花ひらく
端居して母の待ちたる靴の音
鴨の水[藍花俳句会]|吉原貞子
つんつんと石喰むごとく秋の蝶
残照や鴨の布陣に動きあり
友逝けり鶏頭の紅目に痛し
不条理の羅列[かもめ舎川柳新書]|佐藤之
泣くのなら夜を味方につけてから
空色の靴を履いてる迷子です
花散らす生き抜くために惜しげ無く
根拠のない自信[かもめ舎川柳新書]|芝岡勘右衛門
忘れてしまえ妻は北風だったのだ
花にはなれず草にもなれず人になる
ラストラブ必至にペダル漕いでいる
君待雨[かもめ舎川柳新書]|朝妻久美子
絶え間なく続く日常Aランチ
群青になるまで君にもたれたい
無実だと思うあなたは海だもの
『ああ、ウイグルの大地』|アフメットジャン・オスマン
ウイグル現代詩のもっとも著名な詩人による詩集、日本語初翻訳。
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