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刊行目録
『石の名前』中川千都子
私はニセモノそれなりに光る
背中からときどき炎たまに羽
正解はないのか真っ青が続く
『ピアニッシモ』別所花梨
愛された記憶はるかに萩こぼる
いちごつむ平らになったあたりから
手のひらの無風を揺らす風車
『たーちーと』渡辺かおる
ああ青春胡桃ボタンの弾けし日
寅さんも夫もいない映画館
草の根も全ての命愛おしい
『へうげもの』秀川純
美しい国だと信じ生きぬこう
ほめられてついつい今日も手打ち蕎麦
ながいこと恋もお酒もやめてます
『生きようと』島村美津子
平和とは逢いたい人に生きて逢う
薄原とつぜん涙もろくなる
新しく老いんルールに逆らって
『新 ピンチはチャンス』吉田利秋
きっと恋メガネしたまま顔洗う
フクシマの緑の中にある怒り
これからはいいえと言って生きていく
『艶歌 愛しき人よ』中野文擴
この恋の育ての親は雨だろう
わが旅はやがて母なる河に着く
敗戦と言わなかったな 男たち
『約束の旅』黒川佳津子
約束の旅を希望として生きる
親ツバメですもの空を切って飛ぶ
二人なのでこんなに寒い交差点
『硝子のキリン』道家えい子
ちょっとだけ寄り道してる千切れ雲
前編の落丁 それは恋でした
花が咲いたら打ち明けたいと思います
『雫が海となる神話』茉莉亜まり
一閃を掴んで呑めば胸に月
前世を手繰り寄せればまたわたし
一滴の雫が海を産む神話
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